過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、映像&ITおよびロボティクスの2つの事業区分において、商品の開発・製造・販売を行っています。国内外の子会社および関連会社とともに、光学機器やFA関連機器などの製品を提供しています。
事業セグメント
- 映像&IT: 映像&ITグローバル本部、映像&ITビジネス本部、映像&ITソリューション本部、映像&ITプロフェッショナルワーク本部が、書画カメラ、電子黒板、監視カメラなどの光学機器の開発・販売を行い、Elmo USA Corp.およびELMO Europe SASが国外で販売を行っています。アドワー株式会社が国内でソフトウェアの受託開発・販売を、ESCO Pte.Ltd.が国外でAV機器およびシステムの販売・設置工事を、PACIFIC TECH PTE.LTD.が国外でセキュリティソフトウェアの販売や保守を行っています。
- ロボティクス: ロボティクスジャパン営業本部、ロボティクスイノベーション開発本部、生産営業本部、生産本部が、業務用車載機器、医療機器、精密工学部品、ロボットコントローラ、工作機械用CNC装置、実装プリント基板の検査装置、自動はんだ装置などのFA関連機器の開発・製造・販売を行っています。ロボティクスグローバル営業本部が国外で検査装置などのFA関連機器の販売を行い、泰志逹智能科技(蘇州)有限公司が中国でFA関連機器の開発・製造・販売を、東莞旭進光電有限公司が中国で樹脂成型部品等の製造を行っています。
セグメント別の業績は?

事業の特徴・強み
- 国内外の多くの子会社や関連会社と連携し、グローバルに事業を展開していること。また、映像&ITおよびロボティクスの2つの主要分野において、幅広い製品ラインナップを持ち、開発から製造、販売まで一貫して行う体制を整えていること。
今後の展開・方針
今後も国内外での事業拡大を図り、特にFA関連機器や光学機器の分野での技術革新を推進し、グローバル市場での競争力を強化していく予定です。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、光学事業、電子事業、映像&IT事業、ロボティクス事業を中心に、主に生産能力増強を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。各年度において、新製品生産に伴うライン設備や金型、ソフトウエアの取得などを通じて、顧客対応力の強化と生産効率の向上を図っています。近年では、リース契約の更新や事業譲受に伴う無形固定資産の取得も行い、事業の拡大と競争力の強化に努めています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (479百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 光学事業における新製品生産に伴うライン設備及び金型、電子事業における顧客対応生産設備 - 2016-03-31 (217百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 光学事業における新製品生産に伴うライン設備及び金型、電子事業における顧客対応生産設備 - 2017-03-31 (255百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 光学事業における新製品生産に伴うライン設備及び金型、電子事業における顧客対応生産設備 - 2018-03-31 (339百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 光学事業における新製品生産に伴うライン設備及び金型、電子事業における顧客対応生産設備 - 2019-03-31 (409百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 光学事業における新製品生産に伴うライン設備及び金型やソフトウエア、電子事業における顧客対応生産設備及びソフトウエア、全社の基幹システムソフトウエア - 2020-03-31 (427百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 光学事業における新製品生産に伴うライン設備及び金型やソフトウエア、電子事業における顧客対応生産設備及びソフトウエア、全社の基幹システムソフトウエア - 2021-03-31 (539百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 光学事業における新製品生産に伴うライン設備及び金型やソフトウエア、電子事業における顧客対応生産設備及びソフトウエア、全社の社内利用ソフトウエア - 2022-03-31 (887百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 映像&IT事業における新製品生産に伴うライン設備及び金型やソフトウエア、ロボティクス事業における顧客対応生産設備及びソフトウエア - 2023-03-31 (846百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 映像&IT事業における新製品生産に伴うライン設備及び金型やソフトウエア、ロボティクス事業における顧客対応生産設備及びソフトウエア - 2024-03-31 (1,157百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 映像&IT事業におけるリース契約の更新等に伴う使用権資産の増加及び金型やソフトウエア、ロボティクス事業における顧客対応生産設備及びソフトウエア - 2025-03-31 (1,176百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 映像&IT事業における事業譲受に伴う無形固定資産及び金型、ロボティクス事業における顧客対応生産設備及び工場設備の更新、ソフトウエア
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。


