[6635] 大日光・エンジニアリング の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、電子機器メーカーを主要顧客とし、プリント配線基板への電子部品実装と機構組立の受託加工事業を主な事業としています。国内子会社は人材派遣業、業務請負業、事務機器等販売業、プリント基板製造業、部品加工業を行っています。

事業セグメント

  • 電子部品実装部門: プリント基板への電子部品実装を行い、最終製品・電子モジュールを組立・製造しています。
  • 機構組立部門: 最終製品・電子モジュールの組立・製造を行っています。
  • 国内子会社事業: 人材派遣業、業務請負業、事務機器等販売業、プリント基板製造業、部品加工業を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 創業以来蓄積した「ものづくり」のノウハウにより、製品化前の工程から製品物流まで一貫して提供可能であり、幅広い製品分野での受託加工業務を展開しています。
  • 小ロットの高付加価値製品は国内で、大ロットの量産品は海外子会社で生産する分業体制を採用しています。

今後の展開・方針

新規顧客開拓に努め、電子機器を使用する幅広い製品分野において受託加工業務を展開していきます。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、過去10年間にわたり、主に建物や機械装置の更新を中心とした設備投資を行ってきました。これにより、生産設備の補充や効率化を図り、持続可能な成長を目指しています。特に、太陽光発電設備の取得や新規工場の建設など、環境対応や新規事業への投資も行っており、今後のさらなる発展に向けた基盤を構築しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2014-12-31 (739百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 建物の取得、機械及び装置の更新に伴う製造設備の補充
  • 2015-12-31 (348百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 建物及び構築物の改修、機械及び装置の更新に伴う製造設備の補充
  • 2016-12-31 (241百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 建物及び構築物の改修、機械及び装置の更新に伴う製造設備の補充、車両の購入
  • 2017-12-31 (564百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 建物及び構築物の改修、機械及び装置の更新に伴う製造設備の補充、車両の購入
  • 2018-12-31 (1,005百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 建物及び構築物の改修、機械及び装置の更新に伴う製造設備の補充、車両の購入
  • 2019-12-31 (959百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 建物及び構築物の改修、機械及び装置の更新に伴う製造設備の補充、車両の購入
  • 2020-12-31 (691百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 烏山工場の土地及び建物取得、機械及び装置の更新に伴う製造設備の補充、車両の購入
  • 2021-12-31 (562百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 轟工場の倉庫建設、機械及び装置の更新に伴う製造設備の補充
  • 2022-12-31 (248百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 機械及び装置の更新に伴う製造設備の補充、建物附属設備
  • 2023-12-31 (445百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 建物及び建物附属設備の取得
  • 2024-12-31 (607百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 建物附属設備及び工具器具備品の取得

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ