過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、株式会社戸上電機製作所及び子会社8社で構成され、産業用配電機器事業、プラスチック成形加工事業、金属加工事業及びその他の各セグメントにおいて製造及び販売を行っています。
事業セグメント
- 産業用配電機器事業: 電子制御器、配電用自動開閉器、配電盤及びシステム機器を製造・販売。主に子会社の㈱戸上コントロール、戸上電子(常熟)有限公司、戸上電気(蘇州)有限公司、㈱戸上デンソーが製造し、東京戸上電機販売㈱が販売を担当。
- プラスチック成形加工事業: 自動車業界向けのプラスチック成形加工品を製造・販売。子会社㈱戸上化成が担当。
- 金属加工事業: 産業用機械向けの金属加工品を製造・販売。子会社㈱戸上メタリックスが担当。
- その他: プラスチック成形加工事業に付随する金型加工及びソフトウエア開発を含む。㈱戸上化成と㈱戸上電機ソフトが担当。
セグメント別の業績は?

事業の特徴・強み
- 多様な製品ラインナップと、製造から販売までの一貫した体制を持ち、各子会社が専門分野での製造・販売を担当することで効率的な事業運営を実現している。
今後の展開・方針
今後の具体的な展開や戦略については記載されていません。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、生産能力の増強、効率化、品質向上を目的として、継続的に設備投資を行ってきました。特に、電子制御器の生産増強や生産拠点再編、老朽化設備の更新、自動化による生産性向上に重点を置いています。これにより、品質の安定と新規事業への展開を図り、競争力を高めています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (435百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 配電用自動開閉器部門における老朽設備の更新及び製品の品質向上のための投資。㈱戸上化成における射出成形機への投資。 - 2016-03-31 (946百万円)
目的: 効率化
詳細: 配電用自動開閉器部門のヒートサイクル槽への投資。㈱戸上メタリックスのレーザー加工機、㈱戸上化成の射出成形機への投資。 - 2017-03-31 (1,067百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 電子制御器の生産増強のための新工場建設用地の取得及び生産拠点再編のための既存工場及び土地の取得。 - 2018-03-31 (1,779百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 電子制御器の生産増強及び生産拠点再編のための新工場建設。電子制御器の自動組立ライン増強。 - 2019-03-31 (980百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 配電盤及びシステム機器の生産増強のためのパンチレーザー複合加工機等の増設。佐賀市久保泉町における新工場建設。 - 2020-03-31 (1,138百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 株式会社戸上化成の生産能力増強のための新工場建設。 - 2021-03-31 (818百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 株式会社戸上メタリックスの生産能力増強のための生産設備導入。 - 2022-03-31 (614百万円)
目的: 効率化
詳細: 品質向上及び試験受託事業への展開を目的とした試験設備の導入。 - 2023-03-31 (788百万円)
目的: 効率化
詳細: 自動化による生産性向上、品質の安定及び老朽化設備更新や社内インフラ整備。 - 2024-03-31 (1,682百万円)
目的: 効率化
詳細: 自動化による生産性向上、品質の安定及び老朽化設備更新や社内インフラ整備。 - 2025-03-31 (1,808百万円)
目的: 効率化
詳細: 自動化による生産性向上、品質の安定及び老朽化設備更新や社内インフラ整備。
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。


