[6787] メイコー の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、電子回路基板等の設計、製造販売及びこれらの付随業務の電子関連事業を主としています。

事業セグメント

  • 電子関連事業: 電子回路基板等の設計、製造販売及びこれらの付随業務を行っています。

事業の特徴・強み

  • 当社は連結子会社15社、非連結子会社9社及び関連会社2社を有し、広範なネットワークを活用しています。

今後の展開・方針

2024年4月1日付で、いくつかの子会社の商号変更を行い、事業の再編を進めています。また、株式会社宮城メイコーを新たに設立し、事業拡大を図っています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、主に車載向け基板やスマートフォン向け基板の生産設備の増強を目的とした設備投資を行ってきた。特に中国とベトナムの工場における生産能力の増強が中心であり、近年では国内での新工場建設も進めている。投資規模は年々増加しており、最新の年度では新工場建設や合理化を含む大規模な投資が行われている。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (4,144百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 中国武漢工場及びベトナム工場における電子回路基板製造設備の増産対応
  • 2016-03-31 (3,143百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ベトナム工場、中国武漢工場及び中国広州工場における車載向け基板やスマートフォン向け基板の生産設備の増強、品質向上
  • 2017-03-31 (3,123百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 中国武漢工場、中国広州工場及びベトナム工場における車載向け基板やスマートフォン向け基板の生産設備の増強、品質向上
  • 2018-03-31 (9,559百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ベトナム工場、タンロン工場及び中国武漢工場における車載向け基板やスマートフォン向け基板の生産設備の増強、品質向上
  • 2019-03-31 (15,765百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ベトナム工場、中国武漢工場及び中国広州工場における車載向け基板やスマートフォン向け基板の生産設備の増強、品質向上
  • 2020-03-31 (11,836百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ベトナム工場及び中国広州工場における車載向け基板やスマートフォン向け基板の生産設備の増強、品質向上
  • 2021-03-31 (10,715百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ベトナム工場及び中国武漢工場における車載向け基板やスマートフォン向け基板の生産設備の増強、品質向上
  • 2022-03-31 (14,388百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ベトナム工場及び中国武漢工場における車載向け基板やスマートフォン向け基板の生産設備の増強、品質向上、国内における新工場建設
  • 2023-03-31 (17,423百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 国内における新工場建設、ベトナム工場及び中国広州工場における車載向け基板やスマートフォン向け基板の生産設備の増強、品質向上
  • 2024-03-31 (19,940百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 国内における天童工場建設、ベトナム工場及び中国広州工場における車載向け基板やスマートフォン向け基板の生産設備の増強、品質向上
  • 2025-03-31 (29,754百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: ベトナム工場、天童工場及び石巻工場における車載向け基板や情報通信向け基板の生産設備の増強、合理化、ホアビン工場建設

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ