[6817] スミダコーポレーション の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

スミダコーポレーション株式会社は、純粋持株会社として、国内外の連結子会社と共に、生産・販売・研究開発体制を基礎とした地域別に「アジア・パシフィック事業」と「EU事業」の2つの事業を展開しています。各事業では、車載用・産業機器用・家電用等の電子機器に搭載されるコイル関連の部品及びモジュール製品の研究・開発・設計・製造・販売を行っています。

事業セグメント

  • アジア・パシフィック事業: アジア・パシフィック地域における製品・サービスの包括的な戦略を立案・決定し、コイル関連の部品及びモジュール製品の研究・開発・設計・製造・販売を行う事業。
  • EU事業: EU地域における製品・サービスの包括的な戦略を立案・決定し、コイル関連の部品及びモジュール製品の研究・開発・設計・製造・販売を行う事業。

事業の特徴・強み

  • コイル関連の部品及びモジュール製品を多岐にわたる電子機器に搭載し、車載関連、インダストリー関連、家電関連など多様な市場に対応。

今後の展開・方針

今後も地域ごとの包括的な戦略の下で、コイル関連の部品及びモジュール製品の開発・製造・販売を強化し、各市場のニーズに応じた製品提供を続ける。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、過去から現在に至るまで、生産能力の増強、合理化、品質向上、研究開発の強化を目的として継続的に設備投資を行ってきました。特に新製品の開発および製造、車載関連設備の増設、生産自動化、設備拡充に注力しており、地域別ではアジア・パシフィック事業とEU事業における投資が目立ちます。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2014-12-31 (6,177百万円)
    目的: 生産能力増強、合理化、品質向上、研究開発強化
    詳細: 新製品の開発および製造、車載関連設備の増設、中国のサテライト工場拡張、生産自動化、設備拡充
  • 2015-12-31 (4,448百万円)
    目的: 生産能力増強、合理化、品質向上、研究開発強化
    詳細: 新製品の開発および製造、車載関連設備の増設、中国のサテライト工場拡張、生産自動化、設備拡充
  • 2016-12-31 (4,508百万円)
    目的: 生産能力増強、合理化、品質向上、研究開発強化
    詳細: 新製品の開発および製造、車載関連設備の増設、中国のサテライト工場拡張、生産自動化、設備拡充
  • 2019-12-31 (7,353百万円)
    目的: 生産能力増強、合理化、品質向上、研究開発強化
    詳細: 新製品の開発および製造、車載関連設備の増設、中国のサテライト工場拡張、生産自動化、設備拡充
  • 2020-12-31 (5,989百万円)
    目的: 生産能力増強、合理化、品質向上、研究開発強化
    詳細: 新製品の開発および製造、車載関連設備の増設、生産自動化、設備拡充(アジア・パシフィック事業、EU事業)
  • 2021-12-31 (5,812百万円)
    目的: 生産能力増強、合理化、品質向上、研究開発強化
    詳細: 新製品の開発および製造、車載関連設備の増設、生産自動化、設備拡充(アジア・パシフィック事業、EU事業)
  • 2022-12-31 (8,204百万円)
    目的: 生産能力増強、合理化、品質向上、研究開発強化
    詳細: 新製品の開発および製造、車載関連設備の増設、生産自動化、設備拡充(アジア・パシフィック事業、EU事業)
  • 2023-12-31 (9,804百万円)
    目的: 生産能力増強、合理化、品質向上、研究開発強化
    詳細: 新製品の開発および製造、車載関連設備の増設、生産自動化、設備拡充(アジア・パシフィック事業、EU事業)
  • 2024-12-31 (7,860百万円)
    目的: 新製品立上げ、増産、生産の合理化、品質向上、研究開発強化
    詳細: 新製品及び増産を目的とする投資、生産効率改善(アジア・パシフィック事業、EU事業)

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ