[6862] ミナトホールディングス の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、連結子会社9社と共にデジタルデバイス、デジタルエンジニアリング、ICTプロダクツ、その他のセグメントで事業を展開しています。

事業セグメント

  • デジタルデバイス: 組み込み向け電子デバイス事業、モバイルアクセサリ事業、メモリーモジュール関連製品の製造、販売を行っています。
  • デジタルエンジニアリング: ROM書込みサービス事業、デバイスプログラミング事業、ディスプレイソリューション事業、エレクトロニクス開発/設計事業、ODM/EMS事業、自社製品/半導体事業、デバイスプログラマ関連製品の販売及び関連サービスの提供を行っています。
  • ICTプロダクツ: テレワークソリューション事業、デジタルデバイス周辺機器事業を行っています。
  • その他: Webサイト構築システム開発事業、Webサイト制作/セールスプロモーション事業、ベンチャー投資事業を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様な事業セグメントを持ち、各セグメントで専門的なサービスと製品を提供しています。

今後の展開・方針

今後も各事業セグメントにおいて、技術革新と市場ニーズに応じた製品開発とサービス提供を強化し、事業の拡大を図ります。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、設備投資は主に生産能力の増強と新規事業への対応を目的として行われてきました。特に、デバイス関連事業や太陽光発電事業、デジタルエンジニアリング事業において大規模な投資が行われ、近年では本社移転や建物の建て替えなども含まれています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (29百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: デバイス関連事業における事業用設備品18百万円等
  • 2016-03-31 (77百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: デバイス関連事業における事業用設備品23百万円、クリーンルーム設備21百万円等
  • 2017-03-31 (177百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: タッチパネル関連事業における特殊ガラスで形成されたコンテナ型ユニット「G-Smatt CUBE」設備100百万円、デバイス関連事業における事業用設備品33百万円、メモリーモジュール関連事業における基幹システム26百万円等
  • 2018-03-31 (123百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 太陽光発電事業を行うための建設仮勘定78百万円、デバイス関連事業における事業用設備品18百万円等
  • 2019-03-31 (123百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 太陽光発電事業を行うための機械装置90百万円、デバイスプログラミング・ディスプレイソリューション関連事業における事業用設備品12百万円、その他事業での製造用備品12百万円等
  • 2020-03-31 (128百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 太陽光発電事業を行うための機械装置65百万円、デバイスプログラミング・ディスプレイソリューション関連事業における事業用設備品13百万円、その他事業での製造用備品16百万円等
  • 2021-03-31 (390百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: デバイスプログラミング・ディスプレイソリューション事業におけるROM書き込みサービスのクリーンルーム増築や大型自動プログラミングシステム(ハンドラ)の導入282百万円等
  • 2022-03-31 (201百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: デバイスプログラミング・ディスプレイソリューション事業におけるROM書き込みサービスのクリーンルーム拡張や大型自動プログラミングシステム(ハンドラ)の増設費用等155百万円等
  • 2023-03-31 (267百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 本社移転による内装設備工事113百万円、デバイスプログラミング・ディスプレイソリューション事業による生産設備の増設28百万円等
  • 2024-03-31 (2,501百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: デジタルエンジニアリング事業における本社建物の建て替え関連882百万円、生産設備の増設1,480百万円等
  • 2025-03-31 (416百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 子会社に貸与している建物等の建て替え関連338百万円

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ