過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
株式会社デンソーは、187の子会社と65の関連会社で構成され、日本、北米、欧州、アジア、その他の地域で製品を製造・販売しています。主な製品はサーマルシステム、パワトレインシステム、モビリティエレクトロニクス、エレクトリフィケーションシステム、先進デバイス、非車載事業などです。
事業セグメント
- サーマルシステム: エアコンシステム、サーマルコンポーネント、サーマルマネジメントシステム、サーマル社会ソリューションを含む製品を提供。
- パワトレインシステム: 噴射機器、エンジン機器、エレクトリックコンポーネントを含む製品を提供。
- モビリティエレクトロニクス: エレクトロニクス、セーフティシステム、音関連製品を提供。
- エレクトリフィケーションシステム: 電力変換、電源制御、パワーモビリティエレクトロニクス、モータ関連製品を提供。
- 先進デバイス: メカトロニクスシステム、センシングシステム、セミコンダクタを含む製品を提供。
- 非車載事業: FA関連、冷却・空調関係、フードバリューチェーン関連、生活関連、その他の製品を提供。
事業の特徴・強み
- 広範な地域における製造・販売ネットワークと多様な製品ラインナップを持つ。
今後の展開・方針
今後も製造・販売・研究開発及び子会社・関連会社の統括機能を強化し、事業を拡大する予定。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去数年間にわたり、連結会社は生産能力の増強と新製品開発を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。日本、北米、欧州、アジアを中心に多額の投資を行い、各地域での生産拡大と新製品の開発を推進しています。これにより、各年度において重要な設備の除却や売却は行われていません。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2019-03-31 (416,803百万円)
目的: 生産能力増強、新製品開発
詳細: 日本で258,192百万円、北米で60,270百万円、欧州で25,506百万円、アジアで69,456百万円、その他で3,379百万円の設備投資 - 2020-03-31 (436,452百万円)
目的: 生産能力増強、新製品開発
詳細: 日本で277,522百万円、北米で46,086百万円、欧州で26,121百万円、アジアで84,225百万円、その他で2,498百万円の設備投資 - 2021-03-31 (374,277百万円)
目的: 生産能力増強、新製品開発
詳細: 日本で257,545百万円、北米で34,301百万円、欧州で16,763百万円、アジアで63,547百万円、その他で2,121百万円の設備投資 - 2022-03-31 (353,875百万円)
目的: 生産能力増強、新製品開発
詳細: 日本で219,182百万円、北米で40,553百万円、欧州で19,298百万円、アジアで71,596百万円、その他で3,246百万円の設備投資 - 2023-03-31 (366,809百万円)
目的: 生産能力増強、新製品開発
詳細: 日本で217,105百万円、北米で52,470百万円、欧州で22,803百万円、アジアで70,190百万円、その他で4,241百万円の設備投資 - 2024-03-31 (394,563百万円)
目的: 生産能力増強、新製品開発
詳細: 日本で228,713百万円、北米で54,064百万円、欧州で30,496百万円、アジアで74,893百万円、その他で6,397百万円の設備投資 - 2025-03-31 (371,124百万円)
目的: 生産能力増強、新製品開発
詳細: 日本で230,080百万円、北米で50,191百万円、欧州で24,441百万円、アジアで59,828百万円、その他で6,584百万円の設備投資
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。