[7039] ブリッジインターナショナル の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、B2B企業の売上成長の改革を支援するため、インサイドセールスアウトソーシング事業、プロセス・テクノロジー事業、研修事業の3つの事業を展開しています。

事業セグメント

  • インサイドセールスアウトソーシング事業: 電話やメール、オンライン会議ツールを活用し、対面せずに行う営業活動を提供。訪問営業の手間を省き、効率的な営業活動を支援します。2002年からアウトソーシングサービスを提供し、長期的な信頼関係を築くことを重視しています。
  • プロセス・テクノロジー事業: AIをはじめとする最新テクノロジーを活用し、企業のマーケティングや営業活動をサポート。コンサルティングサービス、システムソリューション、オペレーション支援、ネットワークソリューションを提供し、顧客の売上成長を支援します。
  • 研修事業: 株式会社アイ・ラーニングが企業向けにデジタル人材の育成研修を提供。デジタル技術を活用し、会社の成長や業務の効率化に貢献できる人材の育成を目指し、カリキュラムを柔軟にカスタマイズします。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • インサイドセールスアウトソーシングのパイオニアとして、20年以上のノウハウとナレッジを持ち、日本の法人営業スタイルを熟知した500名超の人材が在籍。
  • プロセス・テクノロジー事業では、最新テクノロジーを駆使し、企業の営業支援ツールの選定と運用支援を行い、確かな成果を提供。
  • 研修事業では、30年以上の経験と実績を活かし、豊富な研修プログラムを提供。新興企業との連携を推進し、法人企業が求める人材育成サービスを提供。

今後の展開・方針

2024年12月期より報告セグメントを3つに変更し、成長戦略を明確にする。各事業において、顧客のニーズに応じたサービス提供を強化し、長期的な企業成長を目指す。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、当社は主に効率化を目的とした設備投資を継続的に実施してきました。これには、社内システムの開発や既存システムの継続開発、オフィスの改修や新規開設、ネットワーク機器の更新、プロモーションサイトの構築などが含まれます。これらの投資は、業務の効率化と生産性向上を図るためのものであり、今後も同様の戦略を継続する予定です。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2020-12-31 (416百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 社内システムの開発、SAINの継続開発、キャロットタワーオフィスの新規開設、本社改修、ネットワーク機器の更新、プロモーションサイトの構築、Funnel Navigatorの継続開発
  • 2021-12-31 (191百万円)
    目的: 効率化
    詳細: SAINの継続開発、プロモーションサイトの構築、サーバー等購入、社内システムの開発、本社事務機器等購入、Funnel Navigatorの継続開発
  • 2022-12-31 (162百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 松山オフィス改修工事、SAINの継続開発、販売管理システムの機能拡充、社内システムの開発、本社事務機器等購入、Funnel Navigatorの継続開発
  • 2023-12-31 (85百万円)
    目的: 効率化
    詳細: SAINの継続開発、販売管理システムの機能拡充、Funnel Navigatorの継続開発、社内システムの開発、社内のレイアウト変更、本社事務機器等購入
  • 2024-12-31 (70百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 組織人事システム再整備、社内のレイアウト変更、事務機器等購入、販売管理システムの導入

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ