[7065] ユーピーアール の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、パレット等物流機器のレンタル及び販売を主たる業務とし、国内外で事業を展開しています。

事業セグメント

  • 物流事業: パレットなど物流機器のレンタル及び販売、アシストスーツのレンタル及び販売、物流IoT事業を展開。スマートパレット®や追跡ソリューション端末のレンタル及び販売を行っています。
  • コネクティッド事業: ICT事業とビークルソリューション事業で構成。遠隔監視ソリューションやカーシェアリングシステムのレンタル及び販売を行い、シェアリングビジネスのパートナーとして販路拡大を進めています。

事業の特徴・強み

  • 物流機器の多様な製品ラインナップと全国に展開する営業所やデポを活用した効率的な運営。
  • アクティブRFIDタグやICTソリューションを活用した先進的な物流IoTサービスの提供。

今後の展開・方針

国内外での営業拠点の拡大と、シェアリングビジネスのパートナーとしての販路拡大を継続し、物流効率化の提案を進めていきます。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、事業運営に伴う設備の更新を継続的に実施しており、毎期一定額のレンタル資産(パレット等物流機器)の購入を行っています。また、物流事業やコネクティッド事業におけるシステムのバージョンアップや新規開発、全社共通のシステム投資を通じて、設備の効率化と合理化を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2019-08-31 (4,605百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: レンタル資産(パレット等物流機器)の購入、物流事業におけるレンタルシステムのバージョンアップ、コネクティッド事業における顧客向けソフトウェア開発、全社共通の無線LAN設備工事
  • 2020-08-31 (4,680百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: レンタル資産(パレット等物流機器)の購入、アクティブRFIDタグ、物流事業におけるレンタルシステムのバージョンアップ、コネクティッド事業における顧客向けソフトウェア開発、全社共通のシステム投資及びサーバ交換
  • 2021-08-31 (2,099百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: レンタル資産(パレット等物流機器)の購入、物流事業におけるアクティブRFIDタグ、兵庫三木デポ第二倉庫新設、コネクティッド事業における顧客向けソフトウェア開発、全社共通のシステム投資及びサーバ交換
  • 2022-08-31 (2,834百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: レンタル資産(パレット等物流機器)の購入、物流事業におけるアクティブRFIDタグ、スマートパレット管理システム改修、顧客向けソフトウェア開発、コネクティッド事業におけるDXタグシステム構築、全社共通のシステム投資及びサーバ交換
  • 2023-08-31 (3,731百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: レンタル資産(パレット等物流機器)の購入、物流事業におけるアクティブRFIDタグ、スマートパレット管理システム改修、顧客向けソフトウェア開発、DXデポ開設、コネクティッド事業におけるDXタグシステム構築、全社共通のシステム投資及びサーバ交換
  • 2024-08-31 (3,265百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: レンタル資産(パレット等物流機器)の購入、物流事業におけるアクティブRFIDタグ、スマートパレット®管理システム改修、顧客向けソフトウェア開発、コネクティッド事業におけるDXタグ®システム構築、全社共通のシステム投資及びサーバー交換

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ