[7236] ティラド の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、株式会社ティラドを中心に、関係会社1社、連結子会社13社、関連会社1社で構成され、各種熱交換器の製造・販売を主たる業務とし、付帯するサービス業務も行っています。

事業セグメント

  • 日本: 日本国内での事業活動を行っている。
  • 米国: T.RAD North America, Inc.およびTripac International Inc.を通じて米国で事業を展開。
  • 欧州: T.RAD Czech s.r.o.およびT.RAD Sales Europe GmbHを通じて欧州で事業を展開。
  • アジア: T.RAD (THAILAND) Co., Ltd.、PT.T.RAD INDONESIA、T.RAD(VIETNAM)CO.,LTD、TATA TOYO RADIATOR Ltd.を通じてアジアで事業を展開。
  • 中国: 東洋熱交換器(中山)有限公司、済寧東洋熱交換器有限公司、東洋熱交換器(常熱)有限公司、青島東洋熱交換器有限公司を通じて中国で事業を展開。
  • その他(日本): (株)ティラドロジスティクス、(株)ティラドコネクトを通じて日本国内でのその他の事業を展開。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 各種熱交換器の製造・販売における専門性と、グローバルな事業展開を行うことができる広範なネットワーク。

今後の展開・方針

今後も各地域での事業展開を強化し、付帯サービスの拡充を図る。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、各種熱交換器製造販売事業を中心に、過去数年間にわたり生産設備の増強を目的とした設備投資を継続して行ってきました。日本、米国、欧州、アジア、中国などの地域での投資を通じて、新規受注に対応し、効率的な生産体制を維持しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (8,880百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 各種熱交換器製造販売事業を中心に、日本で3,793百万円、米国で2,609百万円、欧州で533百万円、アジアで1,378百万円、中国で511百万円、その他で55百万円を投資
  • 2016-03-31 (8,191百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 各種熱交換器製造販売事業を中心に、日本で3,380百万円、米国で2,710百万円、欧州で324百万円、アジアで1,388百万円、中国で289百万円、その他で100百万円を投資
  • 2017-03-31 (5,551百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 各種熱交換器製造販売事業を中心に、日本で2,358百万円、米国で1,962百万円、欧州で523百万円、アジアで408百万円、中国で233百万円、その他で67百万円を投資
  • 2018-03-31 (5,975百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 各種熱交換器製造販売事業を中心に、日本で3,619百万円、米国で1,105百万円、欧州で433百万円、アジアで495百万円、中国で198百万円、その他で122百万円を投資
  • 2019-03-31 (6,882百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 各種熱交換器製造販売事業を中心に、日本で3,778百万円、米国で956百万円、欧州で714百万円、アジアで935万円、中国で375百万円、その他で124百万円を投資
  • 2020-03-31 (7,177百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 各種熱交換器製造販売事業を中心に、日本で3,395百万円、米国で1,613百万円、欧州で205百万円、アジアで953万円、中国で857百万円、その他で154百万円を投資
  • 2021-03-31 (5,584百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 各種熱交換器製造販売事業を中心に、日本で2,499百万円、米国で1,606百万円、欧州で109百万円、アジアで833百万円、中国で498百万円、その他で36百万円を投資
  • 2022-03-31 (5,674百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 各種熱交換器製造販売事業を中心に、日本で2,530百万円、米国で1,141百万円、欧州で300百万円、アジアで628百万円、中国で1,075百万円、その他で26百万円を投資
  • 2023-03-31 (5,607百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 各種熱交換器製造販売事業を中心に、日本で3,425百万円、米国で436百万円、欧州で391百万円、アジアで381百万円、中国で940百万円、その他で34百万円を投資
  • 2024-03-31 (5,871百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 各種熱交換器製造販売事業を中心に、日本で3,500百万円、米国で495百万円、欧州で221百万円、アジアで856百万円、中国で768百万円、その他で31百万円を投資
  • 2025-03-31 (5,394百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 各種熱交換器製造販売事業を中心に、日本で3,500百万円、米国で409百万円、欧州で90百万円、アジアで1,025百万円、中国で346百万円、その他で24百万円を投資

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ