[7239] タチエス の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、自動車座席及び座席部品の製造並びに販売を主な事業内容としています。また、商業施設の賃貸も行っています。

事業セグメント

  • 日本: 当社は自動車座席及び座席部品を製造し、主に国内の得意先に納入しています。国内関係会社も同様に製造し当社に納入しています。
  • 北米: 北米ではTACHI-S Engineering U.S.A., Inc.が管理統括し、同社子会社及び関連会社が自動車座席並びに座席部品を製造し、主に米国内の得意先に納入しています。
  • 中南米: 中南米ではTACHI-S Engineering Latin America, S.A. de C.V.が管理統括し、同社以外の子会社が自動車座席並びに座席部品を製造し、主に中南米の得意先に納入しています。
  • 欧州: 欧州ではフランスのTACHI-S Engineering Europe S.A.R.L.が営業拠点として管理統括していましたが、2024年12月に清算が結了しています。
  • 中国: 中国では泰極愛思(中国)投資有限公司が管理統括し、泰極愛思(鄭州)汽車座椅研発有限公司が開発を行っています。その他の子会社及び関連会社は製造し、主に中国内の得意先に納入しています。
  • 東南アジア: 東南アジアではTACHI-S (Thailand) Co., Ltd.が管理統括し、その他の子会社及び関連会社が製造し、主に東南アジア内の得意先に納入しています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 当社は世界各地に拠点を持ち、地域ごとに管理統括を行うことで、各市場のニーズに応じた製品の製造・販売を実現しています。

今後の展開・方針

テキストには具体的な今後の展開・戦略の説明は含まれていません。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまでの設備投資は、新規受注及びモデルチェンジ等に伴う生産対応設備を中心に行われ、情報システムや業務管理システムの更新も含まれている。地域別に見ると、日本、北米、中南米、中国、東南アジアにおいて積極的に投資が行われてきた。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (60億6千7百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 新規受注及びモデルチェンジ等に伴う生産対応設備を中心に実施。情報システムの更新を含む。
  • 2016-03-31 (44億4千万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 新規受注及びモデルチェンジ等に伴う生産対応設備を中心に実施。業務管理システムの構築費用を含む。
  • 2017-03-31 (50億6千4百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 新規受注及びモデルチェンジ等に伴う生産対応設備を中心に実施。業務管理システムの構築費用を含む。
  • 2018-03-31 (46億4千4百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 新規受注及びモデルチェンジ等に伴う生産対応設備を中心に実施。業務管理システムの構築費用を含む。
  • 2019-03-31 (5,268百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 新規受注及びモデルチェンジ等に伴う生産対応設備を中心に実施。
  • 2020-03-31 (6,924百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 新規受注及びモデルチェンジ等に伴う生産対応設備を中心に実施。
  • 2021-03-31 (4,789百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 新規受注及びモデルチェンジ等に伴う生産対応設備を中心に実施。
  • 2022-03-31 (4,503百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 新規受注及びモデルチェンジ等に伴う生産対応設備を中心に実施。
  • 2023-03-31 (3,504百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 新規受注及びモデルチェンジ等に伴う生産対応設備を中心に実施。
  • 2024-03-31 (4,471百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 新規受注及びモデルチェンジ等に伴う生産対応設備を中心に実施。
  • 2025-03-31 (5,270百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 新規受注及びモデルチェンジ等に伴う生産対応設備を中心に実施。

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ