過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、ランドモビリティ、マリン、ロボティクス、金融サービス及びその他の事業を行っています。
事業セグメント
- ランドモビリティ事業: 二輪車、中間部品、海外生産用部品、四輪バギー、レクリエーショナル・オフハイウェイ・ビークル、電動アシスト自転車、電動アシスト自転車ドライブユニット(e-Kit)、電動車いす、自動車用エンジン、自動車用コンポーネントを製造・販売。
- マリン事業: 船外機、ウォータービークル、ボート、漁船・和船を製造・販売。
- ロボティクス事業: サーフェスマウンター、半導体製造後工程装置、産業用ロボット、産業用無人ヘリコプターを製造・販売。
- 金融サービス事業: 当社製品に関わる販売金融及びリースサービスを提供。
- その他の事業: ゴルフカー、発電機、汎用エンジン、除雪機を製造・販売。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 多様な製品ラインナップを持ち、国内外に広がる製造・販売ネットワークを活用した事業展開。
今後の展開・方針
ヤマハモーターエレクトロニクス㈱を2025年1月1日付で吸収合併し、事業効率を向上。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去10年間、企業は主に生産能力増強を目的に設備投資を行い、特に二輪車事業やマリン事業における生産体制の強化に注力してきました。毎年、国内外での生産能力の拡張や新商品の開発に多額の投資を行い、最新の技術を取り入れた生産設備の更新を続けています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2014-12-31 (659億円)
目的: 生産能力増強
詳細: 二輪車事業でのインド生産能力増強、マリン事業での新商品・研究開発、特機事業での新商品、産業用機械・ロボット事業での新商品・研究開発 - 2015-12-31 (641億円)
目的: 生産能力増強
詳細: 二輪車事業でのインド・パキスタンにおける生産能力増強、マリン事業での新商品・研究開発、特機事業での新商品 - 2016-12-31 (613億円)
目的: 生産能力増強
詳細: 二輪車事業でのインドネシアへの多気筒エンジンの生産移管、マリン事業での新商品・研究開発、特機事業での新商品 - 2017-12-31 (565億円)
目的: 生産能力増強
詳細: 二輪車事業でのインドの生産能力増強、マリン事業での新商品、特機事業での新商品開発 - 2018-12-31 (551億円)
目的: 生産能力増強
詳細: 二輪車事業でのインドの生産能力拡張、マリン事業での生産能力増強、特機事業での新商品生産設備 - 2019-12-31 (581億円)
目的: 生産能力増強
詳細: ランドモビリティ事業でのフィリピンの生産能力増強、マリン事業での国内生産能力増強 - 2020-12-31 (538億円)
目的: 生産能力増強
詳細: ランドモビリティ事業でのフィリピンの生産能力増強、マリン事業でのヤマハマリーナ浜名湖リニューアル - 2021-12-31 (670億円)
目的: 生産能力増強
詳細: ランドモビリティ事業での台湾の工場集約、マリン事業での生産設備の更新 - 2022-12-31 (882億円)
目的: 生産能力増強
詳細: ランドモビリティ事業での生産体制改善、マリン事業での生産設備の更新 - 2023-12-31 (1,041億円)
目的: 生産能力増強
詳細: ランドモビリティ事業での生産体制改善、マリン事業での生産設備の更新 - 2024-12-31 (1,266億円)
目的: 生産能力増強
詳細: ランドモビリティ事業での生産体制改善、マリン事業での生産設備の更新
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。