過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社の企業集団は、自動車用の機構部品、車体部品及び機関部品並びに金型・設備の製造、販売を主な事業内容とし、関連する物流、研究及びサービス等の事業活動を展開しています。
事業セグメント
- 自動車部品: 国内得意先向けには当社が製造販売し、一部工程を国内連結子会社に外注。海外得意先向けには、海外連結子会社が製造販売し、一部は当社が製造し販売。
- 金型・設備: 国内得意先向けには㈱ヨロズエンジニアリングが製造し販売。海外得意先向けには、㈱ヨロズエンジニアリングが製造し、海外連結子会社を通じて販売。
- その他: ヨロズアメリカ社は米国持株会社であり、㈱ヨロズサービスは人材派遣や保険代理業を行う。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 国内外における製造・販売ネットワークを活用し、効率的な生産と販売を実現している。
今後の展開・方針
事業の系統化と効率化を進め、特に海外市場での展開を強化する。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまで、当社グループは生産能力の増強を目的とした設備投資を行ってきましたが、近年では効率化と合理化を重視し、新工法の採用や環境対策に注力しています。中期経営計画に基づき、カーボンニュートラルを意識した製品開発と競争力あるものづくりを推進しています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (17,833百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 日本での新車展開やYGTC建設関連、米州での新車展開とメキシコ第2拠点(YAGM)、ブラジル新拠点(YAB)の建設、アジアでの新車展開及びタイ(YEST)・中国(W-YBM)の増強投資 - 2016-03-31 (15,500百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 日本での新車展開やYEのサーボプレス導入、米州での新車展開及びYAGMでの増強投資、アジアでの新車展開及びG-YBM、W-YBMの増強投資 - 2017-03-31 (24,643百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 日本での新車展開やYEの拡張、米州での新車展開及びYAA新拠点投資やYMEX、YAGMの増強投資、アジアでの新車展開及びW-YBMの増強投資 - 2018-03-31 (20,013百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 日本での新車展開やYEの拡張、ツーリング設備増強、米州での新車展開及びYAA新拠点投資やYMEXの増強投資、アジアでの新車展開及びW-YBMの増強投資 - 2019-03-31 (15,451百万円)
目的: 合理化
詳細: 合理性のある設備投資に注力し、新工法を採用した設備ライン形態へのシフトや試作段階からの等質化を図り、設備投資削減を図る - 2020-03-31 (11,216百万円)
目的: 効率化
詳細: 新車プロジェクトを中心に効率と採算性の強化、新工法を採用した設備ライン形態へのシフトや試作時の設備を量産に流用 - 2021-03-31 (7,219百万円)
目的: 効率化
詳細: 新車プロジェクトを中心に生産効率や採算性強化を目的とし、環境変化に対応して抑制を進める。環境対策・カーボンニュートラルを意識した設備づくり - 2022-03-31 (3,367百万円)
目的: 効率化
詳細: 中期経営計画(YSP2023)の「安定した収益」の取り組み、3Rの徹底による投資アイテムの絞り込み、既存工場のメンテナンス内容と時期の見直し - 2023-03-31 (6,997百万円)
目的: 効率化
詳細: 中期経営計画(YSP2023)の「安定した収益」の取り組み、3Rの徹底による投資アイテムの絞り込み、東海地区新工場を含む競争力あるものづくりに向けた設備開発 - 2024-03-31 (12,931百万円)
目的: 効率化
詳細: 新中計YSP2026における性能・価格面だけでなく、車両のライフサイクルを通してカーボンニュートラルに寄与する製品開発と東海地区新拠点YSMCを含む競争力あるものづくりに向けた設備開発 - 2025-03-31 (9,793百万円)
目的: 効率化
詳細: YSP2026における性能・価格面だけでなく車両のライフサイクルを通してカーボンニュートラルに寄与する製品開発とYSMCを含む競争力あるものづくりに向けた設備開発
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。