過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、縫製自動機の開発・製造・販売や自社設計の縫製自動機を用いて各種縫製品の製造・販売を行っています。連結子会社を含む4社で構成され、メディカルヘルスケア事業、セイフティシステム事業、その他事業の3つの報告セグメントに区分されています。
事業セグメント
- メディカルヘルスケア事業: オムロングループ向けの血圧計腕帯を中心に、メディカルヘルスケア関連製品を製造・販売。自社設計の縫製自動機を用いた生産ラインでコスト削減を図り、効率的な生産を実現。
- セイフティシステム事業: 自動車関連メーカー向けにカーシート、エアバッグ、自動車内装品などの縫製自動機を開発・製造・販売。自動車の安全装置に関する縫製自動機の開発を行い、輸送関連分野への展開も進める。
- その他事業: メディカルヘルスケア及び自動車関連以外の顧客向けに、家具やインテリアメーカー、アパレル関係などに対応した縫製自動機を開発・製造・販売。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 長年の縫製自動化の実績を活かし、裁断から縫製までの全工程をカバーする幅広い製品を提供。顧客の要望に合わせた自動機の提供が可能で、安定した収益を計上できる事業形態を確立。
今後の展開・方針
自動車の安全装置に加え、ドローンや航空機など輸送関連分野の縫製の自動化・省人化・省熟化を推進。顧客の要望に合わせた電子プログラムミシンやレーザー裁断機の開発、製造、販売を行う。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまで、当社は生産能力の増強を目的とした設備投資を継続的に実施しており、各年度において生産体制の合理化、設備の更新、新工場の建設、業務効率化のための投資を行っている。特に、Matsuya R&D(Vietnam)Co.,Ltd.の新工場建設や本社での設備工事が注目される。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2020-03-31 (35,498千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 縫製自動機事業で業務効率化を目的としたパソコンの購入、縫製品事業で生産体制の合理化と設備の更新、全社共通で本社建物に対する資本的支出とノートパソコン購入 - 2021-03-31 (66,587千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 縫製自動機事業で業務効率化を目的としたパソコンの購入や従業員教育のための機械購入、縫製品事業で縫製ライン用の設備と生産体制の合理化と設備の更新、全社共通で研究開発のための設備購入 - 2022-03-31 (573,621千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 縫製自動機事業で本社工場の改装、縫製品事業でMatsuya R&D(Vietnam)Co.,Ltd.の新工場建設と生産体制の合理化と設備の更新、全社共通で本社事務所の改装 - 2023-03-31 (1,888,810千円)
目的: 生産能力増強
詳細: メディカルヘルスケア事業でMatsuya R&D(Vietnam)Co.,Ltd.の新工場建設と生産体制の合理化と設備の更新、セイフティシステム事業で同様の目的、全社共通で本社事務機器の購入 - 2024-03-31 (669,722千円)
目的: 生産能力増強
詳細: メディカルヘルスケア事業で新工場の建設と生産体制の合理化と設備の更新、本社での腕帯生産のための設備工事、セイフティシステム事業で同様の目的、全社共通で本社事務機器の購入 - 2025-03-31 (530,476千円)
目的: 生産能力増強
詳細: メディカルヘルスケア事業で工場用地使用に係る無形固定資産と生産体制の合理化と設備の更新、本社での腕帯生産のための設備工事、セイフティシステム事業で同様の目的、全社共通で新事務所開設のための内装工事
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。