[7412] アトム の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社は、ステーキ、居酒屋、回転寿司、焼肉、とんかつ、カフェ及びカラオケ店などの飲食チェーン店舗を、東北から関西の地域を中心に、直営及びフランチャイズで展開しています。

事業セグメント

  • レストラン事業: ステーキ、回転寿司、焼肉、とんかつ、和食、洋食、カフェ等の店舗経営
  • 居酒屋事業: 居酒屋の店舗経営
  • カラオケ事業: カラオケ店の店舗経営
  • その他: フランチャイズ事業、他

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 東北から関西の地域を中心に多様な飲食チェーンを展開

今後の展開・方針

居酒屋事業は2025年2月1日に株式会社コロワイドダイニングに、カラオケ事業は2025年3月1日に株式会社シン・コーポレーションにそれぞれ会社分割により承継。たれ事業はコロワイドグループの株式会社コロワイドMDへ移管済み。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、当社はお客様の多様化するニーズに対応するため、魅力ある店舗づくりと収益性の強化を目指し、新規出店、ブランド変更、店舗改装を中心に設備投資を行ってきました。特にレストラン事業や居酒屋事業における新規出店が多く、近年では効率化を目的とした店舗改修にも注力しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (42億66百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 新規出店、業態変更および店舗改装等を行い、レストラン事業で22店舗、居酒屋事業で3店舗の合計25店舗を新規出店
  • 2016-03-31 (43億65百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 新規出店、ブランド変更および店舗改装等を行い、レストラン事業で23店舗、居酒屋事業で2店舗の合計25店舗を新規出店
  • 2017-03-31 (30億72百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 新規出店、ブランド変更および店舗改装等を行い、レストラン事業で16店舗、居酒屋事業で3店舗の合計19店舗を新規出店
  • 2018-03-31 (20億69百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 新規出店、ブランド変更および店舗改装等を行い、レストラン事業で4店舗を新規出店
  • 2019-03-31 (1,566百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 新規出店、ブランド変更および店舗改装等を行い、レストラン事業で1店舗、居酒屋事業で3店舗、カラオケ事業で1店舗を新規出店
  • 2020-03-31 (2,263百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 新規出店、ブランド変更および店舗改装等を行い、レストラン事業で4店舗、居酒屋事業で1店舗を新規出店
  • 2021-03-31 (456百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 店舗改装や修繕を行い、新規出店1店舗、営業譲受1店舗を実施
  • 2022-03-31 (415百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 店舗改修を実施

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ