[7433] 伯東 の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、電子・電気機器、電子部品の販売及び輸出入、並びに工業薬品の製造・販売を主な事業内容としています。

事業セグメント

  • 電子部品事業: 当社及び複数の連結子会社で電子部品の販売を行い、一部は連結会社間で売買取引されています。モルデック株式会社は電子部品の製造販売及び加工を受託しています。
  • 電子・電気機器事業: 当社及び複数の連結子会社で電子・電気機器の販売を行い、一部は関連会社から仕入れています。商品は連結会社間で売買取引されています。
  • ケミカル事業: 石油・石油化学関連、紙パルプ関連及び化粧品基剤等の製造・販売を行っています。
  • その他の事業: 太陽光発電事業、業務請負業、受託分析サービス事業及び水処理事業を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様な事業分野におけるグローバルな販売ネットワークと、各分野での専門的な子会社の存在。

今後の展開・方針

2026年3月期より、工業薬品事業のセグメント名称をケミカル事業に変更します。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、設備更新を中心に新基幹システムや情報管理システムの導入、老朽化した資産の更新を行い、電子部品事業の生産設備増強や電子・電気機器事業のデモ用途の設備投資を進めてきました。これにより、全社的な資産の効率化と合理化を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (818百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 新基幹システムの導入費用、老朽化した資産の更新、電子部品事業の生産設備増強、電子・電気機器事業、工業薬品事業、全社資産の設備投資
  • 2016-03-31 (395百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 新基幹システムの導入費用、老朽化した資産の更新、電子部品事業の生産設備増強、電子・電気機器事業、工業薬品事業、全社資産の設備投資
  • 2017-03-31 (387百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 新基幹システムの導入費用、老朽化した資産の更新、電子部品事業の生産設備増強、電子・電気機器事業、工業薬品事業、全社資産の設備投資
  • 2018-03-31 (582百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 新基幹システムの導入費用、老朽化した資産の更新、電子部品事業の生産設備増強、電子・電気機器事業、工業薬品事業、全社資産の設備投資
  • 2019-03-31 (455百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 新基幹システムの導入費用、老朽化した資産の更新、電子部品事業の生産設備増強、電子・電気機器事業のデモ用途、工業薬品事業、全社資産の設備投資
  • 2020-03-31 (432百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 新基幹システムの導入費用、老朽化した資産の更新、電子部品事業の生産設備増強、電子・電気機器事業のデモ用途、工業薬品事業、全社資産の設備投資
  • 2021-03-31 (261百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 情報管理システムの導入費用、老朽化した資産の更新、電子部品事業の生産設備増強、電子・電気機器事業のデモ用途、工業薬品事業、全社資産の設備投資
  • 2022-03-31 (472百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 情報管理システムの導入費用、老朽化した資産の更新、電子部品事業の生産設備増強、電子・電気機器事業のデモ用途、工業薬品事業、全社資産の設備投資
  • 2023-03-31 (505百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 情報管理システムの導入費用、老朽化した資産の更新、電子部品事業の生産設備増強、電子・電気機器事業のデモ用途、工業薬品事業、全社資産の設備投資
  • 2024-03-31 (631百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 情報管理システムの導入費用、老朽化した資産の更新、電子部品事業の生産設備増強、電子・電気機器事業のデモ用途、工業薬品事業、全社資産の設備投資
  • 2025-03-31 (766百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 情報管理システムの導入費用、老朽化した資産の更新、電子部品事業の生産設備増強、電子・電気機器事業のデモ用途、工業薬品事業、全社資産の設備投資

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ