[7446] 東北化学薬品 の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社及び連結子会社は、化学工業薬品、臨床検査試薬、食品、農薬及び関連機器の販売を主に、これらに附帯する保守サービス等の事業を展開しています。

事業セグメント

  • インダストリー: 工業薬品、有機薬品、無機薬品、半導体薬品、合成樹脂機能薬品、防疫用殺虫剤、分析機器、教育機器、計測機器、公害防止機器、工作機器、食品添加物、食品原材料、食品加工機器、農薬、土壌改良資材、種苗、園芸資材、肥料、農産物、花卉等の販売を行っています。
  • メディカル: 一般検査用試薬、血液学的検査用試薬、生化学的検査用試薬、内分泌学的検査用試薬、免疫血清学的検査用試薬、細菌学的検査用試薬、医療機器、検体検査機器、医療用消耗品、専用消耗品、検査消耗品、医療用衛生材料、介護用品等の販売を行っています。
  • アカデミア・ライフサイエンス: 研究用分析試薬、抗体試薬、分析機器、計測機器等の販売を行っています。

事業の特徴・強み

  • 多様な化学工業薬品や臨床検査試薬の取り扱いにより、幅広い産業分野に対応できることが強みです。

今後の展開・方針

今後も化学工業薬品、臨床検査試薬、食品、農薬及び関連機器の販売を中心に、関連する保守サービスを強化し、事業の拡大を図ります。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、企業は主に効率化と設備更新を目的として設備投資を行ってきました。初期の投資は事務所倉庫や事務用機器、車輌のリース資産に集中していましたが、2018年以降は事業所用土地や建物の更新にシフトし、近年では次期基幹システムの開発に重点を置いています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2014-09-30 (68百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務所倉庫の改築及び車輌のリース資産等
  • 2015-09-30 (1億円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務用機器及び車輌のリース資産等
  • 2016-09-30 (77百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務用機器及び車輌のリース資産等
  • 2017-09-30 (63百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 事務用機器及び車輌のリース資産等
  • 2018-09-30 (6億31百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 事業所用土地及び新築移転費用等
  • 2019-09-30 (261百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 事業所用建物等
  • 2020-09-30 (103百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 事業所用建物及びリース資産等
  • 2021-09-30 (98百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 事業所用建物及び事務用機器・車両のリース資産等
  • 2022-09-30 (254百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 次期基幹システムの開発費用であるソフトウエア仮勘定
  • 2023-09-30 (455百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 次期基幹システムの開発費用であるソフトウエア仮勘定
  • 2024-09-30 (99百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 基幹システムの開発費用であるソフトウエア

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ