[7614] オーエムツーネットワーク の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、食肉等の小売業を主たる事業とし、外食業も営んでいます。親会社であるエスフーズ㈱との営業上の取引があります。

事業セグメント

  • 食肉等の小売業: 一般消費者へ食肉、食肉加工品等を加工・販売。主要な会社名は㈱オーエムツーミート、㈱マルチョウ神戸屋、オオタ総合食品㈱。
  • 外食業: 一般消費者向けに焼肉及びしゃぶしゃぶ店を運営する㈱焼肉の牛太、㈱雄和、ステーキレストランを運営する㈱オーエムツーダイニング。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 親会社エスフーズ㈱との営業上の取引により、安定した供給体制を持つ。

今後の展開・方針

特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去10年間にわたり、当社グループは主に販売能力の増強を目的として設備投資を行ってきました。特に食肉等の小売業における新規出店や、外食業における店舗設備の投資が中心となっています。また、特定の年度には生産性向上を目的とした工場設備への投資も行われています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-01-31 (453,066千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 食肉等の小売業における新規出店、㈱デリフレッシュフーズ本庄工場の生産性向上、㈱焼肉の牛太の新規出店、㈱オーエムツーダイニングの厨房機具等の買替
  • 2016-01-31 (958,812千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 食肉等の小売業における新規出店、㈱デリフレッシュフーズ本社工場の生産性向上、㈱焼肉の牛太の新規出店、㈱オーエムツーダイニングの店舗移転
  • 2017-01-31 (476,468千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 食肉等の小売業における新規出店、㈱焼肉の牛太の新規出店、㈱オーエムツーダイニングの改装工事
  • 2018-01-31 (531,878千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 食肉等の小売業における新規出店、㈱焼肉の牛太の新規出店、㈱オーエムツーダイニングの改装工事
  • 2019-01-31 (865,603千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 食肉等の小売業における新規出店、㈱焼肉の牛太の新規出店、㈱オーエムツーダイニングの新規出店
  • 2020-01-31 (427,063千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 食肉等の小売業における新規出店、㈱焼肉の牛太の新規出店、㈱オーエムツーダイニングの店舗設備
  • 2021-01-31 (301,007千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 食肉等の小売業における新規出店、外食業の店舗設備
  • 2022-01-31 (265,178千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 食肉等の小売業における新規出店、外食業の店舗設備
  • 2023-01-31 (179,276千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 食肉等の小売業における新規出店、外食業の店舗設備
  • 2024-01-31 (537,717千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 食肉等の小売業における新規出店、外食業の店舗設備
  • 2025-01-31 (424,102千円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 食肉等の小売業における新規出店、外食業の店舗設備

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ