過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、コーティング関連事業とエレクトロニクス関連事業の2つの事業を展開し、様々な商品・サービスを広範な産業に供給しています。販売先は約3,000社、仕入先は約2,000社と取引があります。
事業セグメント
- コーティング関連事業: 塗料・表面処理剤、化成品・物資、塗装・計測機器、完成工事を含む。汎用塗料と工業用塗料を主力とし、塗膜形成技術を基盤にトータルプランニングを提供。防音材、プラスチックシート、耐熱セラミック製品、接着剤、合成樹脂製品なども取り扱う。
- エレクトロニクス関連事業: ホールIC、ソフトウエア、LED照明製品を取り扱う。ホールICは磁気センサーで車載向け用途に採用実績があり、品質、技術、物流に対応。ソフトウエアは主に車載向け、LED照明製品は植物プラント向けに設計・開発。
事業の特徴・強み
- 塗膜形成技術を基盤とした高品質な塗料の提供。顧客の課題解決に寄与するトータルプランニングと新材料・新工法の開発。
- ホールICの専業的な代理店としての事業拡大とBCP対応による安定供給体制の確立。
今後の展開・方針
事業拡大を図り、品質、技術、グローバル物流、外観検査に至るまで最適な役割を担う。BCP対応を踏まえ、国内外の複数拠点で在庫を保有し、災害等が発生しても安定して供給できる体制を整える。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまで、設備投資は主に塗装技術開発機能の強化や営業所の維持管理・保守を目的として継続的に行われてきました。各年度において、塗料関連事業、電気・電子部品事業、本社部門における設備投資が行われ、特に塗装技術の開発や営業所の設備更新、システムの改修などに重点が置かれています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2019-03-31 (164百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 塗装技術開発機能の強化、営業所の維持管理・保守。塗料関連事業では塗装技術開発のための設備等に7百万円、その他設備の更新等に100百万円、物流や営業支援に関するソフトウエアの開発・導入等に11百万円。電気・電子部品事業ではセンサーやオプティカル関連製品の品質検査機器の購入等に27百万円。本社部門では情報システム関連のサーバーや通信機器の更新に4百万円、基幹システムや給与管理システムの改修に4百万円。 - 2020-03-31 (355百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 塗装技術開発機能の強化、営業所の維持管理・保守。塗料関連事業では現場管理システムや塗装技術開発のための設備・機器等に7百万円、その他設備の更新等に168百万円、現場管理システムに関するソフトウエアの開発や塗装技術に関する特許取得等に32百万円。電気・電子部品事業ではLED照明製品の金型購入等に3百万円、その他設備の更新等に24百万円。本社部門では情報システム関連のサーバーや通信機器の更新に2百万円、基幹システムや情報システムの改修に8百万円。 - 2021-03-31 (540百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 塗装技術開発機能の強化、営業所の維持管理・保守。塗料関連事業ではO-WELL Mexico Coatings & Electronics S.A. de C.V.の塗装治具メンテナンス設備新設に53百万円、塗装技術開発のための設備・機器等に8百万円、塗装技術に関する特許取得等に3百万円。電気・電子部品事業では設備の更新等に3百万円。本社部門では野田事業所の事務所棟新設に203百万円、販売管理システムの更新にソフトウエア仮勘定として183百万円。 - 2022-03-31 (422百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 塗装技術開発機能の強化、営業所の維持管理・保守。塗料関連事業では北九州営業所の倉庫、調色場の屋根工事等の建物に29百万円、塗装現場管理システム「OLDASⅡ」開発に20百万円。電気・電子部品事業では工具器具備品等に22百万円。本社部門では販売管理システムの更新にソフトウエア仮勘定として280百万円、人事管理システムの更新に6百万円。 - 2023-03-31 (852百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 塗装技術開発機能の強化、営業所の維持管理・保守。塗料関連事業では君津営業所における2019年の台風被害からの復旧や建物の老朽化への対応を目的とした事務所、倉庫の建て替えに403百万円。電気・電子部品事業では器具備品の購入に6百万円。本社部門では内部統制の担保と強化及び業務効率化を目的とした販売管理システムの更新に443百万円。 - 2024-03-31 (177百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 塗装技術開発機能の強化、営業所の維持管理・保守。塗料関連事業では営業所の設備・機器の更新や修繕に153百万円。電気・電子部品事業では器具備品の購入に5百万円。本社部門では販売管理システムの機能追加に18百万円。 - 2025-03-31 (165百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 塗装技術開発機能の強化、営業所の維持管理・保守。コーティング関連事業ではリブレット施工に関する塗装機器の導入に152百万円。エレクトロニクス関連事業では器具備品の購入に3百万円。本社部門ではセキュリティ強化を目的とした情報通信ネットワークの構築に9百万円。
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。