過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、医療機器・医薬品の製造・販売を主な事業内容とし、関連する保守及びその他サービスを展開しています。
事業セグメント
- 医療機器・医薬品関連事業: 国内では当社及び株式会社ジェイ・オー・ファーマが、海外ではシンガポール、中国、フィリピン、ドイツ等の地域で各現地法人が担当しています。
- その他の事業: 国内子会社及びJMS帝人ホームメディカルケア株式会社が担当しています。
事業の特徴・強み
- 国内外に広がる事業ネットワークにより、各地域での医療機器・医薬品の製造・販売を効率的に行っています。
今後の展開・方針
JMS帝人ホームメディカルケア株式会社の株式を取得し、持分法適用関連会社として事業を強化しています。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、過去数年間にわたり主に生産能力の増強を目的とした設備投資を行ってきました。日本国内では出雲工場の増築や新型装置の製造設備を整備し、東南アジアやシンガポールでは血液バッグ製造設備の拡充を進めてきました。また、フィリピンや中国においても新工場建設や製造設備の導入を行い、グローバルな生産体制の強化を図っています。これらの投資は自己資金及び借入金を用いて行われ、重要な設備の除却や売却はありませんでした。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (49億円)
目的: 生産能力増強
詳細: 出雲工場の増築、輸液セット製造設備、東南アジアの血液バッグ製造設備及び滅菌設備、中国のAVF針製造設備及び滅菌設備、フィリピンの新工場建設 - 2016-03-31 (75億11百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 出雲工場の増築、延長チューブ製造設備、東南アジアのAVF針製造設備、フィリピンの新工場建設 - 2017-03-31 (32億80百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 栄養点滴セット製造設備、東南アジアの誤穿刺防止機構付翼状針製造設備、フィリピンの輸液セット製造設備 - 2018-03-31 (27億99百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 新型の血液透析装置製造設備、シンガポールの血液バッグ製造設備、フィリピンの輸液セット製造設備 - 2019-03-31 (2,988百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: プレフィルドシリンジ製造設備、シンガポールの血液バッグ製造設備 - 2020-03-31 (2,844百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 注入器製造設備、シンガポールの血液バッグ製造設備 - 2021-03-31 (2,823百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 栄養セット製造設備、シンガポールの血液バッグ製造設備 - 2022-03-31 (3,724百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: AVF針製造設備、シンガポールの血液バッグ製造設備 - 2023-03-31 (3,071百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 出雲工場倉庫棟の造設、シンガポールの血液バッグ製造設備 - 2024-03-31 (5,490百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 包装設備、シンガポールの血液バッグ製造設備、ジェイ・エム・エス医療科技(張家港)有限公司の製造設備取得 - 2025-03-31 (3,026百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 輸液セット自動組立機、シンガポールの血液バッグ製造設備
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。