過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、バランシングマシン、電気サーボモータ式試験機、材料試験機、シャフト歪自動矯正機、その他計測機器の製造販売及びサービスを主な事業としています。
事業セグメント
- バランシングマシン: スタティック型とダイナミック型のバランシングマシンを製造・販売し、高速で回転する物体の振動や騒音を防ぐための品質管理に必要な装置です。
- 電気サーボモータ式試験機: 自動車産業における素材・部品の材料・耐久試験から完成車の走行/振動試験までを高精度の電気サーボモータを用いて行う試験装置です。
- 材料試験機: 部品の耐久性を試験する装置で、引っ張り試験、圧縮試験、ねじり試験、クリープ試験機などを含みます。
- シャフト歪自動矯正機: シャフトの歪矯正作業を自動化した装置で、自動車部品やOA部品等の矯正に利用されます。
- その他計測機器: 巻線試験機、歯車かみ合い試験機、地震計などの製造販売を行っています。
事業の特徴・強み
- 当社のバランシングマシンはダイナミック型が主流であり、高精度で省エネ・低騒音を実現しています。
- 電気サーボモータ式試験機は世界初の技術であり、多様な業界からのニーズに応えています。
- 地震計は全国の震度情報ネットワークシステムに採用されており、最多の設置実績を有しています。
今後の展開・方針
今後も高性能化を追求し、省エネ・低騒音の製品開発を進めるとともに、海外市場での販売実績を拡大していく予定です。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまで、当社グループは主に生産能力の増強を目的とした設備投資を行ってきました。特に2020年と2021年には、東伸工業株式会社の茨城工場敷地内に古河テクニカルセンターを建設するという新規事業に注力しました。それ以外の年度では、柔軟な生産体制の構築を継続的に進めています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (7千9百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: グループ全体での柔軟な生産体制を構築 - 2016-03-31 (3千2百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: グループ全体での柔軟な生産体制を構築 - 2017-03-31 (3千2百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: グループ全体での柔軟な生産体制を構築 - 2018-03-31 (3千7百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: グループ全体での柔軟な生産体制を構築 - 2019-03-31 (63百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: グループ全体での柔軟な生産体制を構築 - 2020-03-31 (409,197千円)
目的: 新規事業
詳細: 東伸工業株式会社の茨城工場敷地内に電気サーボモータ式振動試験機の受託試験場及び開発拠点として古河テクニカルセンターを建設 - 2021-03-31 (285,483千円)
目的: 新規事業
詳細: 東伸工業株式会社の茨城工場敷地内に電気サーボモータ式振動試験機の受託試験場及び開発拠点として古河テクニカルセンターを建設 - 2022-03-31 (9,144千円)
目的: 生産能力増強
詳細: グループ全体での柔軟な生産体制を構築 - 2023-03-31 (41,995千円)
目的: 生産能力増強
詳細: グループ全体での柔軟な生産体制を構築 - 2024-03-31 (48,509千円)
目的: 生産能力増強
詳細: グループ全体での柔軟な生産体制を構築 - 2025-03-31 (58,916千円)
目的: 生産能力増強
詳細: グループ全体での柔軟な生産体制を構築
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。