過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、医療機器分野及び産業機器分野における製品の開発・製造・販売を主な事業としております。
事業セグメント
- メディカル事業: 主に血管内治療に使用される低侵襲治療製品(治療用のガイドワイヤー・カテーテル製品)を開発・製造し、国内外で販売しています。
- デバイス事業: 医療機器分野及び産業機器分野における部材を開発・製造し、国内外のメーカーへ販売しています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 素材から完成品までの一貫した開発・製造が可能であり、伸線技術、ワイヤーフォーミング技術、コーティング技術、トルク技術を応用した製品を提供しています。
今後の展開・方針
低侵襲治療製品として、循環器・末梢・腹部・脳血管系のカテーテル関連製品の開発・製造・販売を強化し、患者の経済的負担の軽減や政府の医療費抑制策に貢献することを目指しています。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまで、当社は主に生産能力の増強を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。海外生産子会社の生産体制の充実や国内外の研究開発拠点の強化を中心に、基幹系システムの構築や新社屋の建設などを通じて、メディカル事業とデバイス事業の両面での成長を図っています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-06-30 (37億84百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: ASAHI INTECC THAILAND CO.,LTD.、ASAHI INTECC HANOI CO.,LTD.及びTOYOFLEX CEBU CORPORATIONの設備投資、国内工場の研究開発能力の強化を目的としてメディカル事業で14億94百万円、デバイス事業で19億94百万円の設備投資を実施。全社(管理)としては、システム構築等に2億95百万円の設備投資を実施。 - 2016-06-30 (38億36百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 海外生産子会社における生産体制の充実を主体として、国内外の研究開発拠点における研究開発体制の充実、基幹系システムの充実等を実施。メディカル事業で24億92百万円、デバイス事業で12億8百万円、全社(管理)1億34百万円の設備投資を実施。 - 2017-06-30 (51億69百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 海外生産子会社における生産体制の充実及びTOYOFLEX CEBU CORPORATIONメディカル工場の建設、国内外の研究開発拠点における研究開発体制の充実、基幹系システムの充実等を実施。メディカル事業で40億48百万円、デバイス事業で10億85百万円、全社(管理)36百万円の設備投資を実施。 - 2018-06-30 (81億83百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 新社屋及び東北R&Dセンターの建設代金等の支払、海外生産子会社における生産体制の充実、国内外の研究開発拠点における研究開発体制の充実等を実施。メディカル事業で36億46百万円、デバイス事業で16億89百万円、全社(管理)28億48百万円の設備投資を実施。 - 2019-06-30 (9,702百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 新社屋の建設代金等の支払、海外生産子会社における生産体制の充実、国内外の研究開発拠点における研究開発体制の充実等を実施。メディカル事業で5,663百万円、デバイス事業で1,346百万円、全社(管理)2,692百万円の設備投資を実施。 - 2020-06-30 (11,361百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 基幹系システム(SAP)構築に伴う支払や海外生産子会社における生産体制の充実、国内外の研究開発拠点における研究開発体制の充実等を実施。メディカル事業で7,165百万円、デバイス事業で2,681百万円、全社(管理)1,514百万円の設備投資を実施。 - 2021-06-30 (11,764百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 基幹系システム(SAP)構築に伴う支払や海外生産子会社における生産体制の充実、国内外の研究開発拠点における研究開発体制の充実等を実施。メディカル事業で4,099百万円、デバイス事業で6,015百万円、全社(管理)1,649百万円の設備投資を実施。 - 2022-06-30 (8,933百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 海外生産子会社における生産体制の充実、国内外の研究開発拠点における研究開発体制の充実等を実施。メディカル事業で5,713百万円、デバイス事業で2,959百万円、全社(管理)261百万円の設備投資を実施。 - 2023-06-30 (14,456百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 海外生産子会社における生産体制の充実、国内外の研究開発拠点における研究開発体制の充実等を実施。メディカル事業で7,841百万円、デバイス事業で6,300百万円、全社(管理)315百万円の設備投資を実施。 - 2024-06-30 (12,570百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 海外生産子会社における生産体制の充実、国内外の研究開発拠点における研究開発体制の充実等を実施。メディカル事業で6,065百万円、デバイス事業で5,600百万円、全社(管理)904百万円の設備投資を実施。
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。