過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、メディキット㈱とその子会社4社で構成され、医療機器の開発・製造・販売を行っています。主に血管・血液に関する分野の医療機器を取り扱っています。
事業セグメント
- 人工透析類: 人工透析用留置針を中心とした人工透析関連製品の製造・販売を行っており、慢性腎不全の血液透析時に使用する針を提供しています。主要製品名は「ハッピーキャス」です。
- 静脈留置針類: 輸血・輸液等に使用する針の製造・販売を行っており、誤刺防止機能付き留置針を開発しています。主要製品名は「スーパーキャス」です。
- インターベンション類: カテーテルシステムを用いた検査及び治療に使用するシースイントロデューサーやカテーテルの製造・販売を行っています。主要製品には「スーパーシース」や「メディキット血管造影カテーテル」があります。
事業の特徴・強み
- 医療スタッフが安心して使用できる誤刺防止機能付き留置針を開発し、市場のニーズを反映させた製品を提供しています。
- 血管を傷めない針の開発により、患者の苦痛を軽減する製品を提供しています。
今後の展開・方針
市場のニーズを反映させた製品の開発と販売を継続し、医療機器の分野での競争力を強化していきます。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
当社グループは、国際的な品質や販売価格に対応できる製品の開発、製造、販売を考え、継続的に設備投資を行ってきました。主に生産設備の取得を中心に投資を行い、2025年には日向第二工場の増設及び日向第三工場の新設を含む大規模な投資を実施しました。これにより、医療機器の製造・販売事業の生産能力を増強し、国際競争力を高めることを目的としています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (728,907千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備の取得 - 2016-03-31 (818,893千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備の取得 - 2017-03-31 (955,351千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備の取得 - 2018-03-31 (1,217,733千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備の取得 - 2019-03-31 (1,608,358千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備の取得 - 2020-03-31 (1,687,387千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備の取得 - 2021-03-31 (1,512,038千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備の取得 - 2022-03-31 (1,926,073千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備の取得 - 2023-03-31 (814,625千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備の取得 - 2024-03-31 (2,319,708千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産設備の取得 - 2025-03-31 (4,441,931千円)
目的: 生産能力増強
詳細: 日向第二工場増設及び日向第三工場新設、並びに生産設備の取得
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。