[7810] クロスフォー の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、株式会社クロスフォー及び連結子会社4社で構成され、ジュエリー事業の単一セグメントで事業展開を行っています。当社の特許技術である「Dancing Stone」、簡単に着脱可能な「EXL-LOCK」、高品質製品の大量生産を可能にした「テニスチェーン」を主に、国内外で製品の製造販売を行っています。

事業セグメント

  • ジュエリー事業: 当社グループは、特許技術を活用したジュエリーやアクセサリー製品の製造販売を行い、国内外での市場開拓を進めています。

事業の特徴・強み

  • 「Dancing Stone」は、ダイヤモンドに穴を開けずに揺らす特許技術で、宝石を輝かせることができます。
  • 「EXL-LOCK」は、片手で簡単に着脱可能なダブルロック式金具で、ジュエリーの装着を容易にします。
  • 「テニスチェーン」は自社で高品質製品の大量生産を可能にした技術です。

今後の展開・方針

今後、特許権及び意匠権の取得を進め、国内外での市場拡大を図ります。また、Crossfor(Thailand)Co.,Ltd.を通じてタイ市場での製品販売や顧客サポートを強化し、国際宝飾品展示会への出展を通じて海外市場での販路拡大に努めます。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、当社は新規事業の展開、生産能力の増強、及び効率化を目的とした設備投資を行ってきました。初期には新社屋の取得や機械装置の導入を進め、近年では基幹業務システムの更新を通じて効率化を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2017-07-31 (958,702千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 新社屋の取得及び販売管理システムの開発
  • 2018-07-31 (109,375千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 機械装置の建設仮勘定、販売管理システムの開発及び運搬具
  • 2019-07-31 (143,591千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: テニスブレスレット製造装置、販売管理システムの開発及び車両運搬具
  • 2020-07-31 (94,049千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: テニスブレスレット製造装置及び形状検査装置
  • 2021-07-31 (169,808千円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 「Dancing Stone」パーツのプレス製造装置
  • 2022-07-31 (145,525千円)
    目的: 効率化
    詳細: 基幹業務システムの更新
  • 2023-07-31 (173,206千円)
    目的: 効率化
    詳細: 基幹業務システムの更新
  • 2024-07-31 (252,249千円)
    目的: 効率化
    詳細: 基幹業務システムの更新

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ