[7813] プラッツ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、医療介護用電動ベッドの製造・販売を主たる業務とし、関連会社を通じて中国での販売やウレタンマットレスの加工・販売を行っています。

事業セグメント

  • 医療介護用電動ベッド事業: 医療介護用電動ベッド及びマットレス等のベッド周辺機器の企画・開発・設計及び販売を行い、在宅用ベッドと医療施設用ベッドに大別されます。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 医療介護用電動ベッドは、介護保険制度に関連しており、在宅用ベッドは福祉用具流通市場及び家具流通市場に、医療施設用ベッドは医療・高齢者施設市場に販売されています。

今後の展開・方針

今後は、中国を中心とした東アジア地域における海外市場での販売を強化し、介護保険制度の制度リスクに対するリスクヘッジ手段として位置付けています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、過去数年間にわたり、新商品の量産や医療介護用電動ベッド事業の拡大を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。特に、生産能力の増強や新規事業の展開に重点を置き、効率化や設備更新も視野に入れた投資を実施しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-06-30 (56百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 新商品の量産のための金型
  • 2016-06-30 (485百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 本社社屋建設、新商品の量産のための金型、輸入業務効率化のための業務システム
  • 2017-06-30 (148百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 新商品の量産のための金型、輸入業務効率化のための業務システム
  • 2018-06-30 (117百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 機械装置、リース資産
  • 2019-06-30 (111百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 医療介護用電動ベッド事業における金型、サーバー機器、フィットネス事業における店舗新装工事及びマシン
  • 2020-06-30 (40百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 医療介護用電動ベッド事業における業務システム、リース資産(車両)
  • 2021-06-30 (78百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 医療介護用電動ベッド事業における工具器具備品、リース資産
  • 2022-06-30 (283百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 医療介護用電動ベッド事業における建設仮勘定、支店移転に伴う内装工事等の建物及び構築物、リース資産
  • 2023-06-30 (99百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 医療介護用電動ベッド事業における建設仮勘定、リース資産
  • 2024-06-30 (36百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 医療介護用電動ベッド事業における建設仮勘定、リース資産

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ