過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、永大産業株式会社を中心に、住宅資材及び木質ボードの製造販売を主たる事業とし、一般住宅及び非住宅の内装部材として多岐にわたって使用される製品を提供しています。省施工、安全、使い勝手に配慮した製品を充実させ、豊かな住環境の創造に貢献する製品開発に注力しています。
事業セグメント
- 住宅資材事業: 建材分野では、合板や木質繊維板を基材とした複合フローリングや直貼り遮音フローリングを主力製品とし、階段製品では施工時間の短縮や環境配慮を実現。内装システム分野では、室内ドアやクロゼット、シューズボックス等を取り扱い、デザイン性と施工性を重視。住設分野では、システムキッチンや洗面化粧台、システムバスを提供。
- 木質ボード事業: パーティクルボード分野では、寸法安定性に優れた木質素材を提供し、廃材や間伐材を再利用するマテリアルリサイクルを推進。環境保全に寄与する製品開発を行っています。
- その他事業: 不動産有効活用事業や太陽光発電事業を展開し、所有不動産の有効活用を図っています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- 当社グループは、市場動向を常に把握し、お客様のニーズに合った製品を提供。省施工、安全、使い勝手に配慮した製品の品揃えを充実させ、豊かな住環境の創造に貢献する製品開発に注力しています。また、環境に配慮した製品開発を推進し、木材資源を無駄なく循環させることにより、環境問題に取り組んでいます。
今後の展開・方針
今後も事業活動を推進することにより、社会課題の解決に貢献してまいります。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去から現在に至るまで、当社グループは主に生産能力の維持向上を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。各年度において、生産拠点の整備や製造ラインの更新を中心に、住宅資材事業や木質ボード事業を中心とした投資が行われており、特に2020年度から2022年度にかけては大規模な投資が行われました。これにより、当社の生産能力の強化と市場環境の変化への対応が図られています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (1,708百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 新製品製造ラインやグループ内生産体制の見直しを中心とした設備投資。住宅資材事業1,024百万円、木質ボード事業465百万円、その他事業7百万円及び共通部門210百万円。 - 2016-03-31 (1,973百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産拠点の整備や製造ラインの更新を中心とした設備投資。住宅資材事業1,326百万円、木質ボード事業329百万円、その他事業99百万円及び共通部門217百万円。 - 2017-03-31 (2,278百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産拠点の整備や製造ラインの更新を中心とした設備投資。住宅資材事業1,716百万円、木質ボード事業357百万円及び共通部門204百万円。 - 2018-03-31 (1,894百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産拠点の整備や製造ラインの更新を中心とした設備投資。住宅資材事業1,027百万円、木質ボード事業519百万円及び共通部門347百万円。 - 2019-03-31 (1,895百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産拠点の整備や製造ラインの更新を中心とした設備投資。住宅資材事業1,129百万円、木質ボード事業354百万円及び共通部門411百万円。 - 2020-03-31 (8,465百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産拠点の整備や製造ラインの更新を中心とした設備投資。住宅資材事業1,377百万円、木質ボード事業6,540百万円及び共通部門548百万円。 - 2021-03-31 (13,647百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産拠点の整備や製造ラインの更新を中心とした設備投資。住宅資材事業2,118百万円、木質ボード事業11,345百万円、その他事業4百万円及び共通部門178百万円。 - 2022-03-31 (10,145百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産拠点の整備や製造ラインの更新を中心とした設備投資。住宅資材事業1,328百万円、木質ボード事業8,622百万円、その他事業5百万円及び共通部門189百万円。その他事業の賃貸用不動産の一部を売却。 - 2023-03-31 (2,486百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産拠点の整備や製造ラインの更新を中心とした設備投資。住宅資材事業921百万円、木質ボード事業1,368百万円及び共通部門195百万円。 - 2024-03-31 (1,857百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産拠点の整備や製造ラインの更新を中心とした設備投資。住宅資材事業1,124百万円、木質ボード事業382百万円、その他事業1百万円及び共通部門348百万円。 - 2025-03-31 (2,329百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 生産拠点の整備や製造ラインの更新を中心とした設備投資。住宅資材事業1,599百万円、木質ボード事業408百万円、その他事業11百万円及び共通部門310百万円。
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。