過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、株式会社アールシーコア及び子会社5社で構成され、住宅事業であるBESSを主事業として、住宅及び非住宅の建築工事請負、住宅等部材の販売、不動産の仲介、タイムシェア事業及びこれらに関連する事業活動を行っています。
事業セグメント
- 住宅事業: ログハウスをはじめとする自然派個性住宅の企画、開発、設計、販売を行い、BESS企画型住宅モデルを展開。国内販売は東京・神奈川圏での直販と全国の販社を通じた販売を行っています。
- 非住宅(BtoB)事業: BESSをベースとした木造建築を提供する特建事業を展開し、法人向けに宿泊施設や保育園等の建物を提供しています。CLTログハウスの特許を取得し、防火地域での3階建て建築が可能となりました。
- タイムシェア事業: 別荘タイムシェアの販売及び運営管理を行い、BESSの自然派個性住宅を用いたタイムシェア型戸建別荘を提供。利用権方式によるメンバー制度を採用し、フレキシブルな利用を可能としています。
セグメント別の業績は?
事業の特徴・強み
- BESSブランドを使用し、自然派個性住宅を提供することで、ユーザーに支持されるオンリーワンブランドを目指しています。
- LOGWAYを拠点とした全国展開を行い、フランチャイズシステムを活用することで効率的な営業活動を展開しています。
- 商品設計において標準化を推進し、販売、生産及び物流の効率向上を図っています。
今後の展開・方針
脱炭素や木造建築の促進を背景に、法人向けの木造建築事業を拡大し、低層ビル、商業施設、保育園、共同住宅、大型の個人住宅などを対象に営業活動を進めていきます。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
過去10年間にわたり、設備投資は主に新規事業の展開と販売能力の増強を目的として行われてきました。特に、モデルハウスの新設や展示場の増改築、営業所の移転リニューアルなどを通じて、販売ネットワークの強化に注力しています。また、情報システムの改修やネットワーク機器の交換工事など、効率化を図るための投資も行われています。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (120百万円)
目的: 販売能力増強
詳細: 新本社ビルへの移転に伴う、社員・販社の研修設備の拡充 - 2016-03-31 (65百万円)
目的: 販売能力増強
詳細: BP社札幌展示場の増改築 - 2017-03-31 (63百万円)
目的: 販売能力増強
詳細: 藤沢営業所のモデルハウス改修 - 2018-03-31 (257百万円)
目的: 新規事業
詳細: フェザント山中湖宿泊棟の新設及び熊谷展示場モデルハウス等の譲り受け - 2019-03-31 (612百万円)
目的: 新規事業
詳細: LOGWAY BESS多摩の新設、電話交換機や会計システム等の更新、及び株式会社BESSパートナーズの拠点承継に伴う資産取得 - 2020-03-31 (344百万円)
目的: 新規事業
詳細: BESSスクエアのモデルハウス新設と株式会社BESSパートナーズの拠点承継に伴う資産取得 - 2021-03-31 (476百万円)
目的: 新規事業
詳細: BESSスクエアのモデルハウス新設と株式会社BESSパートナーズの拠点承継に伴う資産取得 - 2022-03-31 (283百万円)
目的: 販売能力増強
詳細: 走るログ小屋「IMAGO」の展示場(LOGWAY)向け車両の取得及びBP社つくば営業所の移転リニューアルに伴う建物の取得 - 2023-03-31 (104百万円)
目的: 設備更新
詳細: 本社移転に伴う建物附属設備の取得、ログ材の特許権の譲受け、BP社つくば及び熊本営業所における建物の取得 - 2024-03-31 (80百万円)
目的: 新規事業
詳細: BP社熊谷及び岐阜営業所における新商品発売に伴うモデルハウスの新設、フェザントにおけるサウナ仕様の可動式IMAGOの設置、さらに情報システムの改修及びソフトウェアの取得 - 2025-03-31 (57百万円)
目的: 効率化
詳細: ブランドサイト「BESS.jp」の改訂、BESS札幌における駐車場用土地の取得、藤沢及びフェザントにおけるネットワーク機器交換工事
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。