[7844] マーベラス の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、連結子会社6社とともに「デジタルコンテンツ事業」「アミューズメント事業」「音楽映像事業」を主たる事業として展開しています。

事業セグメント

  • デジタルコンテンツ事業: 家庭用ゲーム機、スマートフォン、PC、モバイル等に向けたゲームコンテンツの企画・開発・販売・サービス運営を行い、業界他社のゲームコンテンツの開発受託も行っています。
  • アミューズメント事業: アミューズメント施設運営会社向けに業務用機器や商品の企画・開発・販売を行い、強力なIPとのアライアンスやオリジナルゲーム機の企画・開発にも注力しています。
  • 音楽映像事業: アニメーションを中心とした音楽・映像コンテンツの制作・プロデュースを行い、音楽・映像商品化や配信ビジネス、キャラクター商品化の二次利用を推進し、舞台興行作品の制作・プロデュースを通じて興行ビジネスを展開しています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 高度な開発技術を背景にしたゲームコンテンツの開発受託や、強力なIPとのアライアンスによるアミューズメント事業の展開、多面的なコンテンツ展開を推進する音楽映像事業のマルチユース展開。

今後の展開・方針

今後も強力なIPとのアライアンスやオリジナルコンテンツの開発を通じて、各事業のさらなる拡大と多面的な展開を図ります。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、事業拡大及び新技術への対応のため、オンライン事業、コンシューマ事業、デジタルコンテンツ事業、アミューズメント事業、音楽映像事業において、ゲーム開発機器、アミューズメント施設機器、ソフトウェア、事務機器、映像機器への設備投資を継続的に行ってきました。また、全社共通で社内システム設備の強化も行い、効率的な運営を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (2,082百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: オンライン事業でゲーム開発機器及びソフトウェア、コンシューマ事業でゲーム開発機器、アミューズメント施設機器及びソフトウェア、音楽映像事業で事務機器、全社共通で社内システム設備への投資
  • 2016-03-31 (1,545百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: オンライン事業でゲーム開発機器及びソフトウェア、コンシューマ事業でゲーム開発機器、アミューズメント施設機器及びソフトウェア、音楽映像事業で事務機器、本社増床に伴う設備投資
  • 2017-03-31 (3,340百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: オンライン事業でゲーム開発機器及びソフトウェア、コンシューマ事業でゲーム開発機器、アミューズメント施設機器及びソフトウェア、音楽映像事業で事務機器、全社共通で社内システム設備への投資
  • 2018-03-31 (1,120百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: オンライン事業でゲーム開発機器及びソフトウェア、コンシューマ事業でゲーム開発機器、アミューズメント施設機器及びソフトウェア、全社共通で社内システム設備への投資
  • 2019-03-31 (1,244百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: オンライン事業でゲーム開発機器及びソフトウェア、コンシューマ事業でゲーム開発機器、アミューズメント施設機器及びソフトウェア、全社共通で社内システム設備への投資
  • 2020-03-31 (1,250百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: オンライン事業でゲーム開発機器及びソフトウェア、コンシューマ事業でゲーム開発機器、アミューズメント施設機器及びソフトウェア、全社共通で社内システム設備への投資
  • 2021-03-31 (2,462百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: オンライン事業でゲーム開発機器及びソフトウェア、コンシューマ事業でゲーム開発機器、アミューズメント施設機器及びソフトウェア、全社共通で社内システム設備への投資
  • 2022-03-31 (1,080百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: オンライン事業でゲーム開発機器及びソフトウェア、コンシューマ事業でゲーム開発機器、アミューズメント施設機器及びソフトウェア、全社共通で社内システム設備への投資
  • 2023-03-31 (2,026百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: デジタルコンテンツ事業でゲーム開発機器及びソフトウェア、アミューズメント事業でアミューズメント施設機器及びソフトウェア、全社共通で社内システム設備への投資
  • 2024-03-31 (3,018百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: デジタルコンテンツ事業でゲーム開発機器及びソフトウェア、アミューズメント事業でアミューズメント施設機器及びソフトウェア、全社共通で社内システム設備への投資
  • 2025-03-31 (3,451百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: デジタルコンテンツ事業でゲーム開発機器及びソフトウェア、アミューズメント事業でアミューズメント施設機器及びソフトウェア、音楽映像事業で映像機器、全社共通で社内システム設備への投資

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ