[7886] ヤマト モビリティ & Mfg. の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、合成樹脂成形品および物流機器の製造販売を主な事業内容としています。

事業セグメント

  • 合成樹脂成形関連事業: 当社および連結子会社が金型の製造・合成樹脂成形品の製造を行い、主に当社で販売。香港とフィリピンの子会社は日系企業向けに輸出用OA機器部品等の成形品と金型の製造販売を行う。
  • 物流機器関連事業: 中国企業へ生産委託し、日本国内で販売。子会社が中国国内に販売。特殊な物流機器は一部国内の提携先に生産委託。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多国籍展開による日系企業向けの製品製造販売。中国とフィリピンでの現地生産能力。

今後の展開・方針

特に記載なし

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまで、企業は主に生産能力の増強と設備の更新を目的として設備投資を行ってきました。初期には合成樹脂成形関連事業における成形設備の増強が中心でしたが、近年では成形設備の改修・更新や新規事業としてのEV関連事業への投資も見られます。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (2億77百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 合成樹脂成形関連事業におけるOA機器部品等の成形設備
  • 2016-03-31 (2億47百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 合成樹脂成形関連事業におけるOA機器部品等の成形設備
  • 2017-03-31 (1億87百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 合成樹脂成形関連事業におけるOA機器部品等の成形設備
  • 2018-03-31 (3億83百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 合成樹脂成形関連事業におけるOA機器部品等の成形設備
  • 2019-03-31 (446百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 合成樹脂成形関連事業におけるOA機器並びに自動車部品等の成形設備
  • 2020-03-31 (300百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 合成樹脂成形関連事業におけるOA機器並びに自動車部品等の成形設備
  • 2021-03-31 (312百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: ヤマト・テクノセンター株式会社三芳工場の購入、合成樹脂関連事業における成型設備の改修・増設
  • 2022-03-31 (176百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 合成樹脂成形関連事業における成形設備の改修・更新
  • 2023-03-31 (297百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 合成樹脂成形関連事業における成形設備の改修・更新
  • 2024-03-31 (248百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 合成樹脂成形関連事業における成形設備の改修・更新
  • 2025-03-31 (197百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 合成樹脂成形関連事業における成形設備の購入・リース、EV関連事業の事務所設立費用や試作における車両の購入

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ