[7951] ヤマハ の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、楽器事業、音響機器事業及びその他の事業の3つのセグメントで、グローバルに事業を展開し、音・音楽を中心にした事業を通じて感性と技術を融合し、独自の価値を生み出しています。

事業セグメント

  • 楽器事業: 楽器の製造・販売、音楽教室等の運営、音楽・映像ソフトの制作・販売を展開。初心者からプロフェッショナルまで幅広いユーザーに評価される製品・サービスを提供。
  • 音響機器事業: デジタルとアコースティックの技術を活かし、コンシューマー向けから業務用まで多彩なソリューションを提供。ホームオーディオ機器、音楽制作・配信機器、業務用音響機器、ネットワーク機器を含む。
  • その他の事業: 電子デバイス、自動車用内装部品、FA機器からなる部品・装置事業と、ゴルフ用品事業及びリゾート事業を展開。楽器の製造・販売を通じて蓄積した技術・ノウハウを活かし、製品とサービスを提供。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 130年を超える歴史の中で培われた知見と熟練技能を持ち、アコースティックピアノから電子楽器、ハイブリッドピアノまで豊富なラインアップを提供。
  • 50年以上にわたる管楽器製造で培った匠の技と生産技術力を結集し、最高の音色、響きと吹奏感を実現。
  • 世界中のトップアーティストとともに追求した音・打感、操作性・堅牢性により、プレイヤーのパフォーマンスを最大限に引き出す打楽器を提供。
  • 音楽教室や英語教室を40以上の国と地域で展開し、音楽文化の普及に貢献。
  • ホームオーディオ機器から業務用音響機器まで、幅広い製品で音楽の感動を提供。

今後の展開・方針

今後も、音・音楽を中心にした事業を通じて、感性と技術を融合し、独自の価値を生み出し続けることを目指しています。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去から現在に至るまでの設備投資は、主に製造設備の更新、新製品生産、営業施設の更新を中心に行われてきた。近年では不動産の取得にも注力しており、投資規模は年々増加傾向にある。楽器事業が最も多くの投資を受けており、音響機器事業、その他の事業も継続的に投資が行われている。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (138億46百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 製造設備更新、新製品生産、営業施設更新を中心とした投資。楽器事業で95億34百万円、音響機器事業で28億40百万円、電子部品事業で6億39百万円、その他の事業で8億32百万円。
  • 2016-03-31 (112億20百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 製造設備更新、新製品生産、営業施設更新を中心とした投資。楽器事業で67億円、音響機器事業で31億2百万円、電子部品事業で6億17百万円、その他の事業で8億1百万円。ヤマハ鹿児島セミコンダクタ株式会社の半導体製造事業を譲渡。
  • 2017-03-31 (175億42百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 本社新開発棟建設、製造設備更新、新製品生産、営業施設更新を中心とした投資。楽器事業で111億72百万円、音響機器事業で40億2百万円、その他の事業で23億68百万円。リゾート事業の再編に伴う設備売却。
  • 2018-03-31 (246億円)
    目的: 設備更新
    詳細: 本社新研究開発棟や新工場の建設、新製品生産、設備の更新改修を中心とした投資。楽器事業で186億45百万円、音響機器事業で41億71百万円、その他の事業で17億84百万円。
  • 2019-03-31 (15,956百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 新工場の建設、新製品生産、設備の更新改修を中心とした投資。楽器事業で11,972百万円、音響機器事業で2,834百万円、その他の事業で1,150百万円。
  • 2020-03-31 (20,545百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 海外工場の建設、設備の更新改修を中心とした投資。楽器事業で14,995百万円、音響機器事業で4,324百万円、その他の事業で1,226百万円。
  • 2021-03-31 (11,260百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 設備の更新改修を中心とした投資。楽器事業で8,103百万円、音響機器事業で2,581百万円、その他の事業で575百万円。
  • 2022-03-31 (14,835百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 設備の更新改修を中心とした投資。楽器事業で11,602百万円、音響機器事業で2,554百万円、その他の事業で678百万円。
  • 2023-03-31 (20,541百万円)
    目的: 不動産取得
    詳細: 不動産の取得を中心とした投資。楽器事業で15,177百万円、音響機器事業で3,994百万円、その他の事業で1,369百万円。
  • 2024-03-31 (27,118百万円)
    目的: 不動産取得
    詳細: 不動産の取得を中心とした投資。楽器事業で20,514百万円、音響機器事業で4,936百万円、その他の事業で1,666百万円。
  • 2025-03-31 (19,959百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 設備の更新改修を中心とした投資。楽器事業で14,610百万円、音響機器事業で3,664百万円、その他の事業で1,685百万円。

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ