[7963] 興研 の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、マスク関連事業、環境関連事業及びその他事業の製造、販売を行っています。

事業セグメント

  • マスク関連事業: 防じん・防毒マスクなどの労働安全衛生保護具の製造、販売を行っています。
  • 環境関連事業: オープンクリーンシステムなどの製造、販売を行っています。
  • その他事業: その他の製造、販売を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 公益目的事業として労災遺児等奨学金支給事業並びに労働衛生研究助成事業を支援しています。

今後の展開・方針

今後の展開・戦略についての具体的な記載はありません。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、2014年から2024年にかけて、市場の要求に応じた強い競争力を持つ新製品の開発及びその量産体制を効率的に整えるため、主に生産能力増強を目的とした設備投資を継続的に行ってきました。主要な投資は、テクノヤードや先進技術センターの建物及び設備、労働安全衛生保護具等金型、販売促進用デモ機などに集中しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2014-12-31 (7億61百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: SIAM KOKEN LTD.における建物及び生産設備、テクノヤードにおける建物及び生産設備
  • 2015-12-31 (12億85百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 研究開発施設建設用地の取得
  • 2016-12-31 (3億78百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: テクノヤード製造装置及び運搬具、労働安全衛生保護具等金型、テクノヤード建物、研究所器具備品、テクノヤード器具備品
  • 2017-12-31 (11億76百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 飯能先進技術センター建物(継続中)、テクノヤード製造装置、労働安全衛生保護具等金型、本社建物附属設備、研究所器具備品、テクノヤード器具備品
  • 2018-12-31 (25億46百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 先進技術センター建物等、労働安全衛生保護具等金型、テクノヤード製造装置
  • 2019-12-31 (177百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: 労働安全衛生保護具等金型、テクノヤード製造装置、販売促進用デモ機
  • 2020-12-31 (694百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: テクノヤード製造装置、労働安全衛生保護具等金型、テクノヤード建物、テクノヤード器具備品
  • 2021-12-31 (206百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: テクノヤード製造装置、労働安全衛生保護具等金型、基礎研究所器具備品、販売促進用デモ機
  • 2022-12-31 (182百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: テクノヤード製造装置、労働安全衛生保護具等金型、テクノヤード器具備品、販売促進用デモ機
  • 2023-12-31 (199百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: テクノヤード製造装置、労働安全衛生保護具等金型、販売促進用デモ機、テクノヤード器具備品
  • 2024-12-31 (2億49百万円)
    目的: 生産能力増強
    詳細: テクノヤード製造装置、労働安全衛生保護具等金型、基礎研究所器具備品、テクノヤード器具備品、テクノヤード建物付属設備

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ