過去の業績推移は?
以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです
株価はどうなっている?
以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。
事業内容は?
当社グループは、印刷材・産業工材関連、電子・光学関連、洋紙・加工材関連の各事業に関する製品の製造・加工・販売を主な内容とし、さらに各事業に関連する物流および原材料・製品・技術の供給等の事業展開を行っています。
事業セグメント
- 印刷材・産業工材関連: シール・ラベル用粘着製品、ラベリングマシン、自動車用粘着製品、工業用粘着テープ、ウインドーフィルム、屋外看板・広告用フィルム、内装用化粧フィルムなどの製造・販売を行っています。
- 電子・光学関連: 半導体関連粘着テープ、半導体関連装置、積層セラミックコンデンサ関連テープ、光学ディスプレイ関連粘着製品などの製造・販売を行っています。
- 洋紙・加工材関連: カラー封筒用紙、色画用紙、特殊機能紙、高級印刷用紙、建材用紙、粘着製品用剥離紙、光学関連製品用剥離フィルム、合成皮革用工程紙、炭素繊維複合材料用工程紙などの製造・販売を行っています。
セグメント別の業績は?

事業の特徴・強み
- 各事業において幅広い製品ラインナップを持ち、関連する物流および原材料・製品・技術の供給等を通じて、グローバルに事業を展開しています。
今後の展開・方針
LINTEC USA HOLDING, INC.やLINTEC ASIA PACIFIC REGIONAL HEADQUARTERS PRIVATE LIMITEDなどの地域統括会社を通じて、米国やASEAN地域、インドなどでの事業を統括し、さらなるグローバル展開を図ります。
キャッシュフロー推移
以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。
どんなことに設備投資している?
この企業の設備投資は、主に生産能力の増強を目的としており、特に粘着フィルムや剥離フィルムの塗工設備の増設に注力している。また、環境対応設備や生産拠点の再構築にも投資を行い、効率化と合理化を図っている。年々投資額が増加しており、最新の投資では20,647百万円に達している。
※過去の投資内容は下記のとおりです。
- 2015-03-31 (7,754百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 研究所の新棟建設、三島工場の建物耐震化・調整工程合理化工事、新宮事業所とLINTEC (THAILAND) CO., LTD.でのフィルム粘着塗工設備の増設工事 - 2016-03-31 (13,222百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 研究所の新棟建設完了、新宮事業所とLINTEC (THAILAND) CO., LTD.での粘着フィルム塗工設備の増設工事完了、三島工場の建物耐震化・調整工程合理化工事、龍野工場での粘着紙・粘着フィルム塗工設備の増設、平塚事業所の再構築計画に伴う工事、熊谷工場での剥離フィルム塗工設備の増設 - 2017-03-31 (10,779百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 三島工場の建物耐震化・調整工程合理化工事、熊谷工場での剥離フィルム塗工設備の増設完了、龍野工場での粘着紙・粘着フィルム塗工設備の増設完了、平塚事業所の再構築計画に伴う工事、熊谷工場での剥離紙塗工設備の増設、三島工場での剥離フィルム塗工設備の増設 - 2018-03-31 (10,054百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 三島工場の建物耐震化・調整工程合理化工事完了、平塚事業所の再構築計画に伴う工事完了、三島工場での剥離フィルム塗工設備の増設完了、熊谷工場での剥離紙塗工設備の増設、吾妻工場での剥離フィルム塗工設備の増設、MADICO, INC.での生産拠点再構築に伴う土地・建物取得と工事 - 2019-03-31 (9,516百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 熊谷工場での剥離紙塗工設備の増設完了、吾妻工場での剥離フィルム塗工設備の増設完了、MADICO, INC.での生産拠点再構築に伴う工事 - 2020-03-31 (12,914百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 吾妻工場での剥離フィルム塗工設備の増設、熊谷工場での剥離紙塗工設備の増設、MADICO, INC.での生産拠点再構築に伴う工事、温室効果ガス削減対応設備に伴う工事 - 2021-03-31 (9,588百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 吾妻工場での剥離フィルム塗工設備の増設完了、MADICO, INC.での生産拠点再構築に伴う工事完了、熊谷工場での剥離紙塗工設備の増設、CO2排出量削減対応設備に伴う工事 - 2022-03-31 (10,275百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 熊谷工場での剥離紙塗工設備の増設完了、三島工場での剥離フィルム塗工設備の増設、吾妻工場での半導体関連粘着テープ塗工設備の増設、環境対応設備に伴う工事 - 2023-03-31 (18,796百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 三島工場での剥離フィルム塗工設備の増設、熊谷工場での剥離フィルム塗工設備の増設、吾妻工場での半導体関連粘着テープ塗工設備の増設、環境対応設備に伴う工事 - 2024-03-31 (20,456百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 三島工場での剥離フィルム塗工設備の増設、熊谷工場での剥離フィルム塗工設備の増設、吾妻工場での半導体関連粘着テープ塗工設備の増設、小松島工場での工程紙塗工設備の増設、環境対応設備に伴う工事 - 2025-03-31 (20,647百万円)
目的: 生産能力増強
詳細: 三島工場での剥離フィルム塗工設備の増設完了、熊谷工場での剥離フィルム塗工設備の増設完了、吾妻工場での半導体関連粘着テープ塗工設備の増設完了、小松島工場での工程紙塗工設備の増設、伊奈テクノロジーセンターでの生産拠点再構築に伴う工事、環境対応設備に伴う工事
負債・純資産と自己資本比率の推移
以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。
貸借対照表の比較図
以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。
純利益・配当推移
以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。
純利益と配当性向の散布図
以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。
棚卸資産と在庫回転率の推移
以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。


