[8081] カナデン の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、㈱カナデン及び子会社12社、関連会社1社、その他の関係会社1社により構成され、FAシステム、ビル設備、インフラ、情通・デバイスの4部門に関係する事業を主として行っています。

事業セグメント

  • FAシステム: 製造ラインの品質・生産性向上に貢献する自動化・IoTを活用したソリューションやコントローラ、駆動制御機器をはじめとするFA機器、微細加工に対応するレーザ加工機、放電加工機等のメカトロニクス商品を販売。
  • ビル設備: 無停電電源装置、昇降機等のほか、省エネ化を踏まえた空調機器、住宅設備機器、低温機器、エネルギーマネジメントシステム等を販売。
  • インフラ: 交通事業者向けに変電電力設備、LED機器、情報通信機器及び車両用電機品等を販売し、社会基盤整備に貢献する交通安全システム、防衛装備品、太陽光発電設備、地域防災システム等を販売。
  • 情通・デバイス: 情報通信機器、自動車、産業機器に不可欠な半導体、電子デバイス部品等のほか、映像ソリューションシステムやセキュリティシステム、電子医療装置等を販売。

事業の特徴・強み

  • 三菱電機㈱のFA機器、電子機器、産業メカトロニクス、昇降機設備、冷熱設備、半導体、デバイスの代理店としての強み。
  • 販売商品の付加価値及びエンジニアリング、設計開発施工、アフターサービス部門の拡充。

今後の展開・方針

子会社、関連会社とともに事業活動を行い、販売商品の付加価値及びエンジニアリング、設計開発施工、アフターサービス部門を拡充する。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、主に本社事務所の移転や全国主要都市における事務所設備およびシステムの更新を目的とした設備投資が行われてきました。特に2019年度には大規模な本社移転が行われ、以降は継続的に設備更新が行われています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2019-03-31 (6,525百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 本社の事務所移転に伴う固定資産取得
  • 2020-03-31 (916百万円)
    目的: 設備更新
    詳細: 旧本社事務所売却を主要因として固定資産が減少
  • 2021-03-31 (特記事項なし)
    目的: 特記事項なし
    詳細: 特記事項はありません
  • 2022-03-31 (不明)
    目的: 設備更新
    詳細: 全国主要都市に営業拠点を有し、事務所設備やシステム等の更新を目的とした設備投資
  • 2023-03-31 (不明)
    目的: 設備更新
    詳細: 全国主要都市に営業拠点を有し、事務所設備やシステム等の更新を目的とした設備投資
  • 2024-03-31 (不明)
    目的: 設備更新
    詳細: 全国主要都市に営業拠点を有し、事務所設備やシステム等の更新を目的とした設備投資
  • 2025-03-31 (不明)
    目的: 設備更新
    詳細: 全国主要都市に営業拠点を有し、事務所設備やシステム等の更新を目的とした設備投資

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ