[8131] ミツウロコグループホールディングス の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、エネルギー、電力、フーズ、リビング&ウェルネス、海外、その他の事業を展開しています。

事業セグメント

  • エネルギー事業: LPガス、石油等の燃料や住宅関連機器類の卸売、小売、サービスステーションでの販売、物流サービス、エネルギー関連の支援業務を行っています。
  • 電力事業: 風力発電やバイオマス発電による電力の卸売、小売を行い、太陽光発電による電力供給も行っています。
  • フーズ事業: 飲料水及び清涼飲料水の製造・販売、施設内売店やカフェテリアの運営、デリカテリア及びボランタリーチェーンストアの店舗運営を行っています。
  • リビング&ウェルネス事業: オフィスビルやマンションの賃貸、健康・スポーツ施設の経営、ウェルビーイング向上サービスの提供を行っています。
  • 海外事業: 日本国外の事業への投資及び支援、アジア地域でのレンタル収納事業、ソーラー発電事業を展開しています。
  • その他事業: リース業、保険代理業、情報機器の販売、印刷及びEC事業、コンテンツ事業を行っています。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様な事業分野における専門性と、国内外での広範な事業展開が強みです。

今後の展開・方針

ウェルビーイング向上に寄与する新規事業の開業準備を進め、持続可能なエネルギー供給の強化を図ります。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、エネルギー事業を中心に販売能力の拡充を図るため、各年度にわたり様々な設備投資を行ってきました。特にLPガス供給設備の設置・改修や不動産投資、システムの開発・整備に重点を置き、収益力の維持向上を目指しています。近年ではリビング&ウェルネス事業や海外事業にも注力し、さらなる成長を目指しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-03-31 (26億93百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: エネルギー事業を中心に、各顧客のLPガス供給設備の設置・改修、グループ基幹システムの変更、賃貸マンション取得、子会社の事務所リニューアル工事、店舗設備の譲受
  • 2016-03-31 (66億13百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: エネルギー事業及びPM/健康・スポーツ事業を中心に、各顧客のLPガス供給設備の設置・改修、賃貸用不動産物件の取得、電力システムの開発、店舗設備の設置
  • 2017-03-31 (24億39百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: エネルギー事業を中心に、各顧客のLPガス供給設備の設置・改修、ハマボールイアスの機械装置整備、監視システム等のリース資産取得、㈱ミツウロコグローサリーの株式取得に伴う固定資産の増加、通信事業に関する器具備品の拡充
  • 2018-03-31 (43億51百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: エネルギー事業を中心に、各顧客のLPガス供給設備の設置・改修、機械装置の取得、㈱スイートスタイルの株式取得、ラベイユ麻布十番の不動産投資
  • 2019-03-31 (2,132百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: エネルギー事業を中心に、各顧客のLPガス供給設備の設置・改修、ミツウロコグリーンエネルギー㈱の本社移転、㈱スイートスタイル及びカールスジュニアジャパン㈱の新規出店
  • 2020-03-31 (1,840百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: エネルギー事業を中心に、株式会社ミツウロコヴェッセル営業拠点およびLPガス供給先等への供給設備の設置・改修、カールスジュニアジャパン㈱の新規出店
  • 2021-03-31 (2,487百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: エネルギー事業を中心に、株式会社ミツウロコヴェッセル営業拠点およびLPガス供給先等への供給設備の設置・改修、㈱ミツウロコビバレッジの飲料水製造設備
  • 2022-03-31 (3,916百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: エネルギー事業を中心に、株式会社ミツウロコヴェッセル営業拠点およびLPガス供給先等への供給設備の設置・改修、ブランシエル西新の不動産投資
  • 2023-03-31 (9,467百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: リビング&ウェルネス事業を中心に、株式会社ミツウロコヴェッセル営業拠点およびLPガス供給先等への供給設備の設置・改修、プラシオ平尾、ビューハイツ高山、コスモリード国分寺の不動産投資
  • 2024-03-31 (9,371百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: リビング&ウェルネス事業を中心に、株式会社ミツウロコヴェッセル営業拠点およびLPガス供給先等への供給設備の設置・改修、桜樹高山の不動産投資、36 Kaki Bukit Placeの不動産リースホールドの取得
  • 2025-03-31 (6,991百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: エネルギー事業やフーズ事業を中心に、株式会社ミツウロコヴェッセル営業拠点およびLPガス供給先等への供給設備の設置・改修、太陽光発電設備の取得、静岡ミツウロコフーズ株式会社庵原工場への水製造ライン新設、興津工場および株式会社ミツウロコビバレッジの飲料製造設備の改修

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ