[8227] しまむら の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社の企業集団は、株式会社しまむら及び子会社で構成され、衣料品を主としたソフトグッズの販売を行うチェーンストア群として事業展開をしています。

事業セグメント

  • ファッションセンターしまむら: 20代から60代の女性とその家族をターゲットに、最新のトレンドファッションから、実用衣料・寝具・インテリアまで取り扱う総合衣料品店。『きっと見つかる、みんなワクワク。』をコンセプトに、良質低価の『しまむら安心価格』で提供。
  • アベイル: 10代から40代をターゲットに、レディース・メンズ衣料とシューズ・服飾雑貨をトータルコーディネートできるヤングカジュアルの専門店。『今を着る』をコンセプトに、幅広いテイストのファッションをリーズナブルに提供。
  • バースデイ: 出産から育児、小学校までのあらゆるシーンに対応したベビー・子供用品の専門店。オリジナル商品を衣料品から雑貨、大物育児用品まで幅広く取り扱い、『高感度・高品質・高機能』で提供。
  • シャンブル: 10代から60代の女性をターゲットに、『日々の暮らしに癒しと幸せをお届けする』をコンセプトとした雑貨と婦人ファッションの専門店。雑貨・インテリア・衣料品・服飾雑貨などの幅広い品揃えでライフスタイルを提案。
  • ディバロ: 20代から50代の女性とその家族をターゲットに、『足元を含めた着こなし提案の店』をコンセプトとしたファッショングッズの専門店。婦人の衣料・服飾雑貨・靴を全身コーディネートできる品揃えで、家族単位での買い物環境を提供。
  • 思夢樂股份有限公司: 台湾において『ファッションセンターしまむら』事業と同様の衣料品を販売する事業を展開。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様なターゲット層に向けた専門店の展開により、幅広い顧客ニーズに対応。
  • 『しまむら安心価格』による良質低価の提供で、顧客に寄り添った商品展開。
  • オリジナル商品や幅広い品揃えにより、他にはない独自性を持つ。

今後の展開・方針

特に記載なし

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

過去数年間にわたり、主に販売能力の増強を目的として、新設店舗の開設や既存店舗の移転・建替えを積極的に行ってきました。国内外での投資を通じて、店舗ネットワークの拡大を図り、効率的な販売体制を構築しています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-02-20 (建物94億23百万円、構築物10億2百万円、機械装置及び運搬具21億77百万円、工具、器具及び備品2億11百万円、土地1億36百万円、差入保証金20億37百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 新設店舗として自社物件21店舗、賃借物件55店舗の合計76店舗を開設、4店舗の建替えと移転を実施
  • 2016-02-20 (建物78億27百万円、構築物9億8百万円、機械装置及び運搬具1億10百万円、工具、器具及び備品4億10百万円、土地106億35百万円、差入保証金18億15百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 新設店舗として自社物件26店舗、賃借物件69店舗の合計95店舗を開設、7店舗の建替えと移転を実施
  • 2017-02-20 (建物67億52百万円、構築物9億94百万円、機械装置及び運搬具2億56百万円、工具、器具及び備品3億19百万円、土地12億23百万円、差入保証金18億44百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 新設店舗として自社物件22店舗、賃借物件42店舗の合計64店舗を開設、7店舗の建替えと移転を実施
  • 2018-02-20 (建物65億5百万円、構築物7億39百万円、機械装置及び運搬具8百万円、工具、器具及び備品4億92百万円、土地5億32百万円、差入保証金19億89百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 新設店舗として自社物件17店舗、賃借物件70店舗の合計87店舗を開設、4店舗の建替えと移転を実施
  • 2019-02-20 (建物55億33百万円、構築物7億79百万円、機械装置及び運搬具4百万円、工具、器具及び備品3億14百万円、土地4百万円、差入保証金16億32百万円)
    目的: 販売能力増強
    詳細: 新設店舗として自社物件19店舗、賃借物件49店舗の合計68店舗を開設、2店舗の移転を実施
  • 2020-02-20 (総額151,335百万円(日本148,846百万円、海外2,488百万円))
    目的: 販売能力増強
    詳細: 新設店舗として自社物件9店舗、賃借物件20店舗の合計29店舗を開設、2店舗の移転を実施
  • 2021-02-20 (総額161,482百万円(日本159,163百万円、海外2,319百万円))
    目的: 販売能力増強
    詳細: 新本社と東松山ECセンターおよび新設店舗として自社物件15店舗、賃借物件3店舗の合計18店舗を開設、1店舗の移転を実施
  • 2022-02-20 (総額158,857百万円(日本156,561百万円、海外2,296百万円))
    目的: 販売能力増強
    詳細: 新設店舗として自社物件23店舗、賃借物件3店舗の合計26店舗を開設、2店舗の移転を実施
  • 2023-02-20 (総額155,919百万円(日本153,820百万円、海外2,098百万円))
    目的: 販売能力増強
    詳細: 新設店舗として自社物件18店舗、賃借物件5店舗の合計23店舗を開設
  • 2024-02-20 (総額154,953百万円(日本152,498百万円、海外2,454百万円))
    目的: 販売能力増強
    詳細: 新設店舗として自社物件28店舗、賃借物件10店舗の合計38店舗を開設

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ