[8789] フィンテック グローバル の財務・株価分析レポート

過去の業績推移は?

以下は過去の営業利益・純利益と営業利益率の推移を示すグラフです

営業利益・純利益と営業利益率の推移グラフ

株価はどうなっている?

以下は過去の株価とPERの推移を示すグラフです。一般にPERはその企業の利益に対して、株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断するための目安になります。

PER推移グラフ

事業内容は?

当社グループは、投資銀行事業、公共コンサルティング事業、エンタテインメント・サービス事業を中心に展開している。

事業セグメント

  • 投資銀行事業: ファイナンスアレンジやフィナンシャル・アドバイザリーによる資金調達支援、プライベートエクイティ投資、アセットマネジメント業務、不動産や有価証券等の投資運用、航空ビジネス(航空機技術アドバイザリー、航空機売買・リース)を含む。
  • 公共コンサルティング事業: 地方公共団体の財務書類作成支援、公会計を活用した公共施設等総合管理計画の策定支援、公営企業会計の支援、子育て・健康増進などの行政計画策定支援を通じて地方財政の健全化に貢献。
  • エンタテインメント・サービス事業: ムーミンバレーパークの運営、メッツァビレッジの保有と賃貸を通じて、北欧のライフスタイルを体験できる施設を提供。

セグメント別の業績は?

セグメント別利益の推移グラフ

事業の特徴・強み

  • 多様な事業分野における専門知識と経験を活かし、顧客の戦略的目標達成を支援。
  • 投資銀行事業における資金調達支援と価値創造に強み。
  • 公共コンサルティング事業における地方財政の健全化支援。
  • エンタテインメント・サービス事業における独自のテーマパーク運営。

今後の展開・方針

今後も各事業分野において専門性を活かし、顧客のニーズに応えるサービスを提供し続ける。

キャッシュフロー推移

以下は過去のキャッシュフローの推移を示すグラフです。

キャッシュフロー推移グラフ

どんなことに設備投資している?

当社グループは、過去数年間にわたり、主に新規事業の展開を目的とした設備投資を行ってきました。特にエンタテインメント・サービス事業におけるムーミン関連施設の開発や、投資銀行事業における不動産取得に注力しており、これにより新たな収益源の確保を図っています。

※過去の投資内容は下記のとおりです。

  • 2015-09-30 (774百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 投資銀行事業における「ムーミン」の世界を体験できる施設の開設を目的とした不動産取得等
  • 2015-09-30 (201百万円)
    目的: 効率化
    詳細: 不動産事業における業務効率を目的とした営業店舗の取得等
  • 2016-09-30 (1,788百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 不動産事業における不動産賃貸会社の子会社化に伴う土地及び建物の取得
  • 2016-09-30 (136百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 投資銀行事業におけるメッツァ開業のための用地取得
  • 2017-09-30 (549百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: 投資銀行事業におけるメッツァビレッジ等に係る設備投資
  • 2017-09-30 (29百万円)
    目的: 不動産賃貸業務
    詳細: 不動産事業における不動産賃貸業務を中心とした設備投資
  • 2017-09-30 (26百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: エンタテインメント・サービス事業におけるムーミンバレーパークに係る設備投資
  • 2018-09-30 (3,079百万円)
    目的: 新規事業
    詳細: エンタテインメント・サービス事業における設備投資
  • 2019-09-30 (5,190,822千円)
    目的: 新規事業
    詳細: エンタテインメント・サービス事業における設備投資
  • 2020-09-30 (281,434千円)
    目的: 新規事業
    詳細: エンタテインメント・サービス事業における設備投資
  • 2021-09-30 (186,349千円)
    目的: 新規事業
    詳細: エンタテインメント・サービス事業における設備投資
  • 2022-09-30 (121,291千円)
    目的: 新規事業
    詳細: エンタテインメント・サービス事業における設備投資
  • 2023-09-30 (62,106千円)
    目的: 新規事業
    詳細: エンタテインメント・サービス事業における設備投資
  • 2024-09-30 (934,245千円)
    目的: 新規事業
    詳細: 投資銀行事業における設備投資

負債・純資産と自己資本比率の推移

以下は過去の負債・純資産と自己資本比率の推移を示すグラフです。自己資本比率とは、企業の総資産のうち、返済する必要のない「自己資本」がどのくらいの割合を占めているかを示す財務指標です。
簡単に言うと、その企業がどれだけ借金に頼らずに経営しているか、つまり財務の安全性がどれくらい高いかを表す指標となります。

負債・純資産と自己資本比率の推移グラフ

貸借対照表の比較図

以下は過去の貸借対照表の過去と現在を比較する図です。貸借対照表の比較図は、企業の財務状況の変化を時系列で把握するのに役立ちます。資産・負債・純資産の各項目が増減しているかを見ることで、会社の体力(安全性)が強まっているか、借金が増えてリスクが高まっているか、あるいは投資活動が活発かなどを一目で判断できます。これにより、単年度では見えない経営の傾向や潜在的な問題を読み解くことができます。

貸借対照表の比較図

純利益・配当推移

以下は過去の利益・配当の推移を示すグラフです。純利益・配当の推移グラフは、企業がどれだけ稼ぎ、その利益を株主にどれだけ還元しているかを示します。純利益の伸びと配当の増減を比較することで、企業の成長性、株主還元への姿勢、そして将来の投資に資金を回しているかなど、経営戦略を読み解くヒントが得られます。これにより、その企業が健全な成長をしているか、あるいは無理な配当をしていないかなどを判断できます。

利益・配当推移グラフ

純利益と配当性向の散布図

以下は過去の純利益と配当性向の散布図です。純利益と配当性向の散布図は、企業の稼ぐ力(純利益)と、その利益をどの程度株主に還元しているか(配当性向)の関係性を視覚的に示します。プロットされた各点が右上に位置するほど、純利益も配当性向も高いことを意味し、企業が成長しながら株主還元も積極的であることを示唆します。これにより、企業の利益創出力と株主還元のバランスを把握できます。

純利益と配当性向の散布図

棚卸資産と在庫回転率の推移

以下は過去の棚卸資産と在庫回転率の推移を示すグラフです。棚卸資産とは、企業が在庫として持っている商品や原材料などの資産のことです。在庫回転率とは、一定期間における棚卸資産の回転数を示す指標で、在庫の効率性を測るための指標です。在庫回転率が高いほど、在庫が効率的に回転していることを示し、在庫の滞留が少ないことを意味します。

棚卸資産と在庫回転率の推移グラフ